就活コラム

早期選考でもらった内定は辞退できる?保留期間や断り方を徹底解説

 早期選考でもらった内定は辞退できるの?
 内定承諾はいつまで保留できる?
 内定辞退をする際の電話・メールでの断り方は?

本記事では上記のような疑問を抱えているあなたに、

  • 早期選考での内定辞退の方法について
  • 早期選考で獲得した内定の保留期間について
  • 内定を辞退するための電話・メールでの断り方について

を分かりやすくご説明をいたします。

 

これから早期選考に臨む就活生は要チェックです。

 

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早期内定は辞退できる|就活を続ける際は保留がベスト

本章では、早期内定は辞退できる理由・就活を続ける際は辞退を保留するべき理由について解説します。

 

まず早期選考であっても内定辞退は可能です。

 

就職みらい研究所が調査した「就職プロセス調査(2024年卒)」を見ると、就活の情報解禁となる3月1日までの内定辞退率は21.1%と報告されています。

 

出典:就職みらい研究所

 

しかし、就活を続ける際はすぐに辞退するのはなく「保留」するのがベストです。その理由は以下の通り。

【早期内定は保留がベストである理由】

  • 安心して就活を進められるから
  • 他社に優秀さをアピールできるから

 

順番に解説します。

 

理由①安心して就活を進められるから

1つ目の理由は、安心して就活を進められるからです。

 

他の企業の選考を受ける際にすでに内定を持っていれば「もし全部落ちても内定ゼロではない」と安心して臨めます。面接時のリラックスにもつながるので、結果的に他の企業からの内定率も上がるはずです。

 

また内定ゼロのリスクがないことで、大企業のような高倍率の企業にも応募しやすくなります。内定が1つあるだけで、就活全体の安心感になりますので辞退は保留するのがおすすめです。

 

理由②他社に優秀さをアピールできるから

2つ目の理由は、他社に優秀さをアピールできるからです。

 

面接時は他社の選考状況を聞かれることがあります。その際に早期内定を獲得していることを伝えると、企業は「早期内定が出るほどほしい人材なのか」とポジティブな目で選考を行うようになるのです。

 

また内定を持っていることは「選択権を持っていること」でもありますから、企業としても「しっかり説得してうちを選んでもらわなきゃ」とより真剣に自社の魅力をアピールしてくれます。

 

内定を1つ持っているだけで就活を有利に進められますので、辞退は保留しておいた方がいいでしょう。

 

早期選考の内定承諾の保留期間は大体1~2週間程度が多い

本章では、早期選考の内定承諾の保留期間について解説します。

 

早期選考の内定保留の期間は「大体1〜2週間程度」とする企業が多い状況です。

 

もし期間内に判断ができない場合は、担当者に相談してみてください。企業も就活生の事情は理解していますので、しっかり理由を説明すれば期間を延長してくれるケースも少なくありません。

 

内定承諾の期間の延長が難しい場合には一度承諾することがおすすめ

企業の都合によっては内定承諾の期間延長が難しい場合もあります。その場合は、潔く承諾するようにしましょう。

 

というのも、入社する気がないと判断されると、企業側から内定を取り消す可能性があるからです。

 

一度承諾した内定を辞退するのも企業側に迷惑をかけてしまいますが、法的には「入社2週間前まで」であれば問題ありません。(参照:e-Gov法令検索「民法第627条1項」

 

また、どうしても決断ができない場合は、面談や社内見学を申し出てみるのもおすすめです。必ず対応してくれるわけではありませんが、「それで内定を決めてくれるのであれば」と応じてくれる企業もあります。

 

早期選考の内定辞退を伝える方法|例文も含め解説

本章では、早期選考の内定辞退を伝える方法を、例文付きで解説します。

【早期選考の内定辞退を伝える方法】

  • 電話
  • メール
  • 対面orオンライン

 

順番に詳細をお伝えします。

 

内定辞退を伝える方法①電話

まずは電話で伝えるのがおすすめです。

 

企業も内定辞退されることは嬉しいことではないため、直接声を聞かせた方が「申し訳なさ」を伝えやすくなります。

【電話で早期内定を辞退する際の例文】

お世話になっております。先日、御社から内定をいただいた〇〇大学の△△と申します。

いただいている内定について、ご相談があるのですが、採用担当者の方はいらっしゃいますでしょうか?

(採用担当者につないでもらう)

お忙しい中、失礼いたします。

先日いただいた内定について大変心苦しいのですが、辞退させていただきたいです。

(就活を続けたい旨を端的に伝える)

せっかく評価していただいたにも関わらず、この度は本当に申し訳ありません。

お忙しい中、ありがとうございました。失礼いたします。

 

内定辞退を伝える方法②メール

本来、メールで辞退理由を伝えるのは、企業側も納得しにくいためおすすめしません。

 

しかし、どうしても電話で伝えるのが難しいケースもあるでしょう。そういった場合はメールで伝えることになります。

【メールで早期内定を辞退する際の例文】

件名)頂いた内々定に関するご連絡|〇〇大学(氏名)

本文)

〇〇社 人事部 採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学の(氏名)と申します。

先日は内々定を頂き、誠にありがとうございました。
この度頂いた内々定について、大変心苦しいのですが、辞退させて頂きたくご連絡致しました。

(就活を続けたい旨を端的に記載)

評価して頂けたのにも関わらず、申し訳ありません。

この度は誠にありがとうございました。
何卒ご了承のほどお願い申し上げます。

〇〇大学 △△学部
(氏名)
(メールアドレス)

 

内定辞退を伝える方法③対面orオンライン面談

対面やオンライン面談は、顔が見えるため最も誠意を伝えやすいです。

 

しかし、企業側からすると時間を作れるかわかりませんし迷惑になる場合があります。またしつこく説得されるケースも考えられるため、基本的にはおすすめしません。

 

ただ、どうしても対面やオンライン面談で伝えなきゃいけない場合は、電話と同様に端的に理由を伝える形で構いません。

 

早期選考の内定を辞退する際の注意点

本章では、早期選考の内定を辞退する際の注意点を解説します。

【早期選考の内定を辞退する際の注意点】

  • 辞退を決めたらすぐに連絡する
  • SNSに辞退理由を書き込まない
  • 推薦の場合は辞退しにくい

 

順番に詳細を解説します。

 

注意点①辞退を決めたらすぐに連絡する

まずは、内定辞退を決めたらすぐに連絡することが大切です。

 

もしあなたが内定辞退をすると、企業は再び採用活動を行わなければなりません。

 

内定は保留した方がいいとお伝えしましたが、辞退を決めたのであれば、企業への迷惑を最小限に抑えるためにも早めに連絡しましょう。

 

注意点②SNSに辞退理由を書き込まない

辞退理由はSNSに書き込まない方が良いです。

 

現在はSNSを活用して採用活動をしている企業も多いため、あなたのSNSを調べられている可能性があります。

 

SNSに書き込んだから内定辞退できないというわけではありませんが、もし企業に伝えた内容と相違があると問い詰められる場合もあります。

 

鍵アカウントにしていない方は、SNSに就活情報を書き込むのは控えましょう。

 

注意点③推薦の場合は辞退しにくい

理系学生は推薦応募も多いと思いますが、推薦でもらった内定は辞退しにくいので注意してください。

 

というのも、推薦してくれた学校や教授に泥を塗る形になるからです。企業が「この学校からの推薦は辞退者が多い」とマイナス評価を受ければ、後輩たちの就活に悪影響が出てしまいます。

 

そのため、推薦応募で獲得した内定は辞退しにくいです。応募する際はよく検討するようにしましょう。

 

早期選考の内定を辞退する際の理由例

本章では、早期選考の内定を辞退する際の理由例を解説します。

 

内定辞退の理由は「一身上の都合」や「諸事情により」といった曖昧な表現でも問題ないのですが、今後の社会人生活で関わる企業かもしれません。

 

そのため、真実とは異なる場合でも以下のように誠実に伝えるのがベストです。

【早期選考の内定を辞退する際の理由例】

  • 他の企業の内定が決まった
  • 志望する業界や企業が変わった
  • 家庭の事情で難しくなった

 

順番に詳細を解説します。

 

辞退理由①他の企業の内定が決まった

最も自然な辞退理由は「他の企業の内定が決まった」です。

 

多くの就活生が利用している内定辞退の理由ですので、臆することなく正直に伝えましょう。

 

「元もと他社を希望していた」というニュアンスで伝えると失礼にあたるため、「検討を重ねた結果、他社に決めました」と伝えるのがおすすめです。

 

辞退理由②志望する業界や企業が変わった

「志望する業界や企業が変わった」という理由も有効です。

 

就活生は業界や企業の知識も薄いため、就活を通して考えが変わるのは当然のことです。

 

「元もとは御社が第一志望でした」のように伝えると、角が立つことなく納得してもらえるでしょう。

 

辞退理由③家庭の事情で難しくなった

「家庭の事情」を伝えるのもありです。

 

ありきたりで誠実さに欠ける部分はありますが、どうしても理由が浮かばない場合には使えます。

 

「家業を継ぐことになった」「両親の世話をしてあげたい気持ちが強くなった」などと伝えるといいでしょう。

 

早期選考の内定辞退についてよくある質問

本章では早期内定の内定辞退についてよくある質問に回答をいたします。

 

早期選考の内定辞退は法的に問題ありませんか?違法ではないですか?

内定辞退は法的に問題なく違法ではありません。

民法第627条1項により、入社日の2週間前までであれば、いつでも労働契約を解除(内定辞退)できると定められています。

 

例えば、大学3年12月に早期内定獲得して3月に辞退する場合や、大学4年4月に内定獲得して6月に辞退する場合、いずれも法的に問題ありません。

 

ただし、法的には問題なくても、社会人としてのマナーは守り、できるだけ早く連絡し誠実に謝罪することが大切です。

 

内定辞退はいつまでにすれば良いですか?ギリギリでも大丈夫ですか?

法的には入社2週間前までですが、企業への配慮として「決断したらすぐに」連絡すべきです。

 

法的期限は入社2週間前ですが、マナー的には決断後すぐに連絡するのが理想です。理想的な期限は、企業が設定した内定保留期間内となります。

 

志望企業から内定が出たタイミング、本選考が本格化する3〜4月まで、遅くとも大学4年の夏前(7月)までに連絡するのがおすすめです。

 

内定辞退は電話とメール、どちらで伝えるべきですか?

基本的には「電話」で伝えるのがマナーです。その後、メールで正式に通知しましょう。

【辞退連絡の優先順位】

  • 電話(誠意が伝わりやすい)
  • メール(証拠が残る)
  • 対面(最も丁寧だが企業の負担になる)

内定辞退は、まず電話で辞退の意向を伝え、次に電話で伝えた内容をメールで正式通知し、必要書類(内定承諾書等)を返送するという流れがベストです。

 

電話後も必ずメールにてお伝えした内容をお送りすることで、証拠を残すことができるので必ず対応をするようにしましょう。

 

内定辞退の理由は正直に言うべきですか?嘘をついても良いですか?

基本的には正直に伝えるのがベストですが、角が立たない範囲で濁すのもOKです。

 

本当の理由が「他社から内定」の場合は「他社に決めました」と伝えれば正直で好印象です。「業界志望変更」の場合は「志望が変わりました」と伝えれば納得してもらいやすいです。「企業への不満」や「親の反対」の場合は「一身上の都合」「家庭の事情」と濁してもOKです。「年収が低い」が理由でも「他社に決めました」と伝え、具体的には言わない方が良いでしょう。

 

内定承諾書にサインした後でも内定辞退できますか?

内定承諾書にサインした後でも辞退できます。法的には問題ありません。内定承諾書は「契約書」ではなく「意思表示の書面」です。サインしていても、入社2週間前までは辞退可能です(民法第627条)。

推薦応募でもらった内定は辞退できますか?

大学・教授・後輩への影響が大きいため、基本的に辞退すべきではありません。

どうしても辞退が必要な際には教授・キャリアセンターに相談し、大学側に事情を説明しましょう。大学からの許可を得た際には大学と一緒に企業に謝罪し、内定辞退の意向を伝える形となります。

 

推薦応募は「内定 = ほぼ確実に入社」という前提です。他社と比較したい場合は推薦応募を避け、本当にその企業で良いか、じっくり考えてから応募しましょう。

 

複数の企業から内定をもらった場合、どのように辞退すれば良いですか?

志望順位の低い企業から順番に、速やかに辞退の連絡をしましょう。

 

辞退を先延ばしにせず、決断したらすぐに連絡しましょう。企業は別の学生を採用できなくなります。全ての企業に誠実に対応し、辞退する企業にも感謝の気持ちを伝えましょう。「御社も魅力的でしたが、検討の結果...」と伝えるのが良いでしょう。

 

内定辞退後に「やっぱり就職したい」はできますか?

基本的には難しいですが、企業によっては対応してくれる場合もあります。ダメ元で相談してみましょう。

 

辞退取り消しが認められやすいのは、企業があなたを高く評価していた場合、辞退から時間が経っていない場合、企業がまだ採用活動を続けている場合、正直に事情を説明できる場合です。

 

辞退から時間が経過し、他の候補者にて内定が出てしまっている際などには内定辞退の取り消しはできないため、辞退前によく考えた上で行動をするようにしましょう。

 

内定辞退の連絡をしたのに、企業から返事が来ません。どうすればいいですか?

メールで辞退を伝えた証拠があれば問題ありません。念のため再度連絡し、証拠を残しましょう。

【返事が来ない場合の対処法】

  1. 3〜5営業日待つ
  2. 電話で連絡(先日のメールでの辞退の件についてご連絡した旨をお伝え)。
  3. 返事がない場合は再度メールで辞退を通知(念のため再送いたしますと前置きの上でメール)。
  4. 返事がない場合は内容証明郵便で辞退の意思を通知

 

どうしても不安な場合は、大学のキャリアセンターや弁護士に相談しましょう。

 

【まとめ】早期選考の内定辞退について

本記事では、早期選考の内定辞退について解説しました。

 

最後にあらためて各章のポイントをまとめていきます。

 

【早期内定は保留がベストである理由】

  • 安心して就活を進められるから
  • 他社に優秀さをアピールできるから

【早期選考の内定承諾期間】

  • 1〜2週間が多い
  • 期間延長が難しいなら一度承諾がおすすめ

【早期選考の内定辞退を伝える方法】

  • 基本は「電話」がおすすめ
  • 電話が難しい場合は「メール」

【早期選考を内定辞退する際の注意点】

  • 辞退を決めたらすぐに連絡する
  • SNSに辞退理由を書き込まない
  • 推薦の場合は辞退しにくい

【早期選考の内定を辞退する際の理由例】

  • 他の企業の内定が決まった
  • 志望する業界や企業が変わった
  • 家庭の事情で難しくなった

 

早期選考を辞退する場合は、ぜひ本記事を読み返して対応してみてください。

 

 

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