食品インターン

江崎グリコのインターン倍率・優遇・内容・選考対策について解説!

江崎グリコのインターン内容は?
 江崎グリコのインターン倍率は?
 江崎グリコのインターンに参加をした際の優遇は?

本記事では上記のような疑問を抱えているあなたに、

  • 江崎グリコのインターン内容と倍率
  • 江崎グリコのインターン優遇内容
  • 江崎グリコのインターン選考の対策法

を分かりやすくご説明をいたします。

 

江崎グリコのインターンは、食品業界を志望する学生にとって非常に価値のある機会です。マーケティング・営業・生産技術など複数のコースが用意されており、実務に近い経験を積むことができます。倍率は高めですが、インターン参加者には早期選考や座談会への招待などの優遇があるため、本選考を有利に進めたい方は積極的に応募すべきでしょう。

 

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江崎グリコの概要

項目 内容
会社名 江崎グリコ株式会社
設立 1929年2月11日
資本金 77億5,976万円
従業員数 約3,400名(グループ全体:約6,700名)
売上高 約3,800億円(2023年3月期・連結)
主要製品 ポッキー、プリッツ、カレー職人、パピコ、ビスコなど
事業内容 菓子・食品・冷菓・健康食品の製造販売

江崎グリコは1922年に創業した、日本を代表する総合食品メーカーです。「ポッキー」「プリッツ」「カレー職人」「アイスの実」など、誰もが知る人気商品を多数展開しています。

創業者の江崎利一氏が「一粒300メートル」のキャッチフレーズとともに栄養菓子「グリコ」を発売したことから始まり、現在では菓子だけでなく、冷菓、食品、健康食品など幅広い事業を展開しています。

 

江崎グリコは「おいしさと健康」を企業理念として掲げており、商品開発においても栄養と美味しさの両立を追求しています。また、海外展開にも積極的で、アジアを中心に世界中でグリコ製品が愛されています。

 

江崎グリコのインターン内容

江崎グリコでは、複数のコースでインターンシップを実施しています。各コースで実務に近い体験ができるため、食品業界やメーカーでの仕事を理解する絶好の機会となるでしょう。

 

江崎グリコのインターンシップは、主に以下のコースに分かれて実施されます。

コース例

  • マーケティングコース:新商品企画やブランド戦略の立案を体験
  • 営業コース:営業活動の流れや提案業務を学ぶ
  • 生産技術コース:工場での生産管理や品質管理を体験
  • 研究開発コース:商品開発や技術研究の現場を知る
  • SCM(サプライチェーンマネジメント)コース:物流・在庫管理の最適化を学ぶ

 

それぞれのコースについて、詳しく見ていきましょう。

 

マーケティングコース

マーケティングコースでは、5日間程度のプログラムで新商品の企画立案に取り組みます。グループワークを中心に、市場調査から商品コンセプトの設定、プロモーション戦略の立案まで、一連のマーケティングプロセスを体験できます。

プログラム内容の例

日程 内容
1日目 会社・事業説明、マーケティング基礎講座
2日目 市場分析、ターゲット設定のワークショップ
3日目 商品コンセプト立案、グループディスカッション
4日目 プロモーション戦略の検討、資料作成
5日目 最終プレゼンテーション、フィードバック

 

実際の商品開発に携わる社員からのフィードバックを受けられるため、リアルな視点でマーケティングを学べます。また、グリコの人気商品がどのように生まれたのか、裏側を知ることもできるでしょう。

 

営業コース

営業コースは3日間程度で実施され、小売店への提案営業をロールプレイング形式で体験します。営業の基本から、データを活用した提案方法まで、実践的なスキルを身につけることが可能です。

 

営業コースのプログラム内容

日程 内容 詳細
1日目 営業基礎講座・会社説明 グリコの営業戦略、営業職の役割と業務内容の理解、営業の基本スキル(ヒアリング・提案・クロージング)の学習
2日目 データ分析・提案書作成 売上データやPOSデータの分析手法、店舗の課題抽出、売り場改善提案の企画立案、提案資料の作成
3日目 営業ロールプレイング・発表 模擬商談の実施、グループごとの提案プレゼンテーション、現役営業社員からのフィードバック、優秀者の表彰

 

具体的には、売上データの分析、店舗レイアウトの改善提案、販促キャンペーンの企画などに取り組みます。現役の営業社員が同行し、実際の営業現場の雰囲気も感じることができるでしょう。

 

生産技術コース

生産技術コースでは、工場見学と生産管理の体験を通じて、製造現場の仕事を理解します。3〜5日間のプログラムで、品質管理、生産効率の改善、安全管理などを学びます。

生産技術コースのプログラム内容

日程 内容 詳細
1日目 工場見学・生産技術の基礎講座 グリコの製造拠点の紹介、生産技術職の役割説明、工場での安全教育、製造ラインの見学と工程理解
2日目 品質管理・生産プロセスの分析 品質管理体制の学習、検査工程の体験、生産データの分析手法、不良品削減のための課題抽出
3日目 生産効率改善のグループワーク 製造ラインの課題発見、生産性向上のための改善案立案、コスト削減施策の検討
4日目 改善提案の具体化・資料作成 改善案の実現可能性検証、投資対効果の試算、プレゼンテーション資料の作成
5日目 最終プレゼンテーション・フィードバック グループごとの改善提案発表、工場長や生産技術部門の社員からの講評、優秀提案の表彰

 

江崎グリコの工場は高度に自動化されている一方で、品質へのこだわりも強く、その両立をどのように実現しているかを学べる貴重な機会です。

 

研究開発コース

研究開発コースは、理系学生を対象としたプログラムで、商品開発や素材研究の現場を体験できます。5日間程度の期間で、実際の研究テーマに取り組んだり、開発中の商品を試食してフィードバックを行ったりします。

研究開発コースのプログラム内容

日程 内容 詳細
1日目 研究所見学・研究開発の基礎 グリコの研究開発拠点の紹介、研究開発職の役割と業務内容、食品科学・栄養学の基礎講座、研究設備の見学
2日目 商品開発プロセスの理解 新商品開発の流れ、市場ニーズと技術シーズのマッチング、試作品の試食と評価、官能評価の手法学習
3日目 研究テーマへの取り組み開始 グループごとの研究課題設定、素材特性の分析実験、配合比率の検討、試作品の作成
4日目 実験・データ分析・改良 実験データの収集と分析、課題の抽出と改善、再試作と評価、研究結果のまとめ
5日目 研究成果発表・フィードバック グループごとの研究発表、試作品のプレゼンテーション、研究員からの専門的なフィードバック、技術的な質疑応答

 

グリコの研究所では、栄養学や食品科学の最先端技術を活用した研究が行われており、そうした環境を直接見られるのは大きな魅力でしょう。

 

1dayインターンシップ

上記の複数日程のインターンシップとは別に、江崎グリコでは1dayインターンシップも開催されています。1dayでは、会社説明に加えて、簡単なグループワークや社員との座談会が実施されます。 短時間で江崎グリコの雰囲気を知りたい方や、複数日程の参加が難しい方におすすめです。

 

ただし、1dayインターンシップよりも複数日程のインターンシップの方が、優遇の面では有利になる傾向があります。

 

江崎グリコのインターン選考フロー

江崎グリコのインターン選考は、複数のステップで構成されています。コースによって多少の違いはありますが、基本的な流れは共通しています。

選考ステップ一覧

ステップ 内容 所要時間・期間
エントリー マイページ登録、基本情報入力 -
エントリーシート提出 志望動機、ガクチカなどを記述 1週間程度
Webテスト 玉手箱形式の適性検査 約60分
書類選考 ES・Webテストの総合評価 1〜2週間
面接(1回) グループ面接または個人面接 30〜40分
合否連絡 インターン参加可否の通知 面接後1週間程度

 

選考期間は全体で1ヶ月〜1ヶ月半程度です。エントリー締切から最終合否までのスケジュールをしっかり把握して、余裕を持って準備を進めましょう。

 

エントリーシートの設問例

江崎グリコのインターン選考では、エントリーシートが重要な選考要素となります。過去に出題された設問例をご紹介します。

過去のES設問例

設問 文字数
江崎グリコのインターンシップに応募した理由を教えてください 300字以内
学生時代に最も力を入れて取り組んだことについて教えてください 400字以内
あなたが考える「江崎グリコの強み」を教えてください 200字以内
グループで何かを成し遂げた経験について教えてください 300字以内
食品業界で今後重要になると思うことは何ですか 300字以内

 

これらの設問では、江崎グリコへの理解度、学生時代の経験、食品業界への関心などが総合的に評価されます。企業研究をしっかり行い、自分の経験と結びつけて記述することが大切です。

 

Webテストの内容

江崎グリコのインターン選考では、玉手箱形式のWebテストが実施されます。出題内容は以下の通りです。

出題内容

  • 言語分野:長文読解、趣旨把握など
  • 計数分野:図表の読み取り、四則演算など
  • 英語分野:長文読解(コースによって有無が異なる)
  • 性格検査:約200問の性格診断

 

玉手箱は時間との勝負になるテストですので、事前に対策本で練習しておくことがおすすめです。特に計数分野の図表読み取りは、時間との勝負で制限時間内ので回答ができるように問題の解き方を中心に覚えておくと良いでしょう。

 

面接の内容

江崎グリコのインターン面接では、以下のような質問がされる傾向にあります。

過去の面接質問例

質問カテゴリ 具体的な質問内容
志望動機 ・なぜ江崎グリコのインターンに参加したいのですか
・食品業界の中でもなぜグリコなのですか
・このコースを選んだ理由を教えてください
学生時代の経験 ・学生時代に最も力を入れたことは何ですか
・その経験から何を学びましたか
・困難をどのように乗り越えましたか
企業理解 ・江崎グリコの商品で好きなものはありますか
・グリコの強みは何だと思いますか
・競合他社との違いをどう考えますか
キャリア観 ・将来どのような仕事がしたいですか
・5年後、10年後のキャリアをどう考えていますか
・インターンで何を学びたいですか
人物理解 ・自分の強みと弱みを教えてください
・チームで働く上で大切にしていることは何ですか
・ストレスをどのように解消していますか

 

面接は基本的に穏やかな雰囲気で進行しますが、志望動機や学生時代の経験については深掘りされることが多いです。エピソードを具体的に話せるよう、事前に整理しておきましょう。

 

また、「なぜ食品業界なのか」「なぜグリコなのか」という点については、他社との違いを明確に説明できることが重要です。

 

江崎グリコの倍率は高い

江崎グリコのインターン倍率は、コースや年度によって変動しますが、以下のような水準と推定されます。

コース 推定倍率 難易度
マーケティングコース 15〜20倍
営業コース 10〜15倍 中〜高
生産技術コース 8〜12倍
研究開発コース 10〜15倍 中〜高
1dayインターンシップ 5〜8倍

 

特にマーケティングコースは、文系学生に人気が高く、倍率が最も高くなる傾向にあります。一方、生産技術コースは理系限定で募集人数も比較的多いため、やや倍率が低めです。

 

倍率が高い理由

江崎グリコのインターン倍率が高い理由は、以下の点にあります。

倍率が高い理由

  • ブランド力の高さ
    江崎グリコは誰もが知る人気商品を多数持つ企業です。「ポッキー」「プリッツ」などの商品は海外でも人気があり、グローバル展開にも積極的です。このようなブランド力の高さが、学生からの人気につながっています。 
  • 食品業界の人気
    食品業界は、生活に密接に関わる製品を扱うことから、多くの学生にとって身近で働くイメージを持ちやすい業界です。また、景気の影響を受けにくい安定性も魅力となっており、就職先として人気が高い傾向にあります。 
  • 充実したインターン内容
    江崎グリコのインターンは、実務に近い体験ができる内容となっており、参加者の満足度が高いことで知られています。口コミでその評判が広がり、応募者が増加している面もあるでしょう。 
  • 本選考への優遇
    インターン参加者には本選考での優遇があります。このため、江崎グリコを本命としている学生が、優遇を受けるために積極的に応募する傾向にあります。

 

選考通過のポイント

倍率が高い江崎グリコのインターンですが、しっかりと対策をすれば内定獲得は十分可能です。選考通過のポイントは以下の通りです。

選考通過のためのポイント

  • 企業研究の徹底:グリコの商品、事業、企業理念を深く理解する
  • 明確な志望動機:「なぜ食品業界か」「なぜグリコか」を論理的に説明できる
  • 具体的なエピソード:学生時代の経験を具体的に、かつ簡潔に伝えられる
  • Webテスト対策:玉手箱の練習問題を繰り返し解いて慣れておく
  • 業界理解:食品業界のトレンドや課題について自分なりの意見を持つ

 

特に、志望動機については「グリコの○○という商品が好きだから」だけでは不十分です。その商品のどこに魅力を感じるのか、それがグリコのどのような企業姿勢や強みから生まれているのかまで深掘りして考えることが大切です。

 

江崎グリコのインターン優遇内容

江崎グリコのインターンに参加すると、本選考において様々な優遇を受けることができます。インターンでの評価が高かった学生ほど、手厚い優遇を受けられる傾向にあります。

 

江崎グリコのインターン参加者が受けられる優遇は、以下のようなものがあります。

優遇内容 詳細 対象
早期選考ルート 一般選考より1〜2ヶ月早く選考が開始される 複数日程インターン参加者
1次面接免除 本選考の1次面接をスキップできる 評価が高かった学生
座談会・懇親会への招待 社員との交流イベントに招待される インターン参加者全員
リクルーター面談 人事担当者との個別面談の機会が提供される 評価が高かった学生
選考情報の提供 選考スケジュールや対策のアドバイスを受けられる インターン参加者全員
OB・OG訪問の紹介 希望する部署の社員を紹介してもらえる インターン参加者

 

インターンでのパフォーマンスや評価によって優遇内容は変わります。特に早期選考ルートや1次面接免除は、非常に大きなアドバンテージとなります。

 

早期選考ルート

早期選考ルートに案内された学生は、一般の本選考が始まる前から選考を受けることができます。具体的には、以下のようなスケジュールになることが多いです。

早期選考と一般選考のスケジュール比較(過去実績)

時期 早期選考(インターン参加者) 一般選考
12月 早期選考の案内 -
1月 エントリーシート提出
Webテスト
-
2月 1次面接(または免除)
2次面接
-
3月 最終面接
内々定
エントリー開始
エントリーシート提出
4月 - Webテスト
1次面接
5月 - 2次面接
最終面接
6月 - 内々定

 

早期選考では、3月中に内々定を獲得できる可能性があります。これにより、他社の選考を余裕を持って受けられるだけでなく、精神的な安心感も得られるでしょう。

 

座談会・懇親会

インターン参加者向けの座談会や懇親会は、単なる交流の場ではありません。ここでの印象も、本選考における評価に影響する可能性があります。 座談会では、以下のようなことを意識すると良いでしょう。

座談会・懇親会で意識すべきポイント

  • 積極的に質問する:受け身ではなく、自分から社員に質問を投げかける
  • 深い質問を準備する:HPに載っているような情報ではなく、実際に働く社員だからこそ聞ける質問をする
  • 他の学生との交流も大切に:社員だけでなく、同じインターン参加者とも積極的にコミュニケーションを取る
  • 志望度の高さを示す:江崎グリコへの関心の高さを自然な形でアピールする

 

座談会での積極的な姿勢は、人事担当者にも伝わります。本選考で「あの学生は意欲的だった」と記憶に残ることが、選考を有利に進める要因になります。

 

リクルーター面談

評価が高かった学生には、リクルーターがつくことがあります。リクルーター面談は選考ではありませんが、ここでの対話を通じて企業理解を深め、志望動機をブラッシュアップできる貴重な機会です。 リクルーター面談では、以下のような話題について相談できます。

リクルーター面談で知れるポイント

  • 具体的な仕事内容や部署の雰囲気
  • キャリアパスや育成制度
  • 選考に向けた準備のアドバイス
  • 企業文化や働き方について

 

リクルーターは基本的にあなたの味方です。遠慮せずに、疑問点や不安なことを相談してみましょう。ただし、リクルーターとの面談内容は人事にフィードバックされるため、志望度の低さや不適切な発言は避けるべきです。

 

1dayインターンの優遇について

1dayインターンシップの参加者にも、一部の優遇があります。ただし、複数日程のインターンと比較すると、優遇の内容は限定的になる傾向にあります。 1dayインターン参加者が受けられる優遇は、主に以下の通りです。

1day参加者の優遇内容

  • 本選考の案内メールの送付
  • 大規模な座談会への招待
  • 選考スケジュールの事前共有

 

1dayでは早期選考ルートや面接免除といった大きな優遇は基本的にありませんが、それでも企業理解を深め、志望動機を磨く機会としては非常に価値があります。複数日程への参加が難しい場合は、1dayインターンにも積極的に参加することをおすすめします。

 

江崎グリコのインターン選考の対策法

江崎グリコのインターン選考を突破するためには、各選考段階に応じた適切な対策が必要です。ここでは、選考フローごとに具体的な対策法をご紹介します。

 

エントリーシート対策

エントリーシートは、あなたの第一印象を決める重要な書類です。以下のポイントを押さえて作成しましょう。

 

江崎グリコのES対策で最も重要なのは、徹底した企業研究です。以下の情報源を活用して、グリコについて深く理解しましょう。

企業研究で参考にすべき情報源

  • 公式サイト:企業理念、事業内容、商品ラインナップを確認
  • IR情報:財務状況、中期経営計画、成長戦略を理解
  • ニュースリリース:最新の商品開発や取り組みをチェック
  • 採用サイト:求める人物像や社員インタビューを読む
  • 口コミサイト:実際の社員の声や評判を参考にする

 

特に、江崎グリコが大切にしている「おいしさと健康」という企業理念や、「創意工夫」「利益三分主義」といった経営哲学は必ず理解しておきましょう。

これらをESに自然に盛り込めると、企業への理解度の高さをアピールできます。

 

また食品業界には多くの企業がある中で、「なぜ江崎グリコなのか」を明確に説明できることが重要です。

以下のような差別化ポイントを見つけましょう。

差別化のポイント 具体例
商品の特徴 栄養と美味しさの両立、グローバル展開の実績
企業文化 創意工夫を重視する風土、チャレンジを推奨する姿勢
事業戦略 健康志向商品の開発、アジア市場への積極展開
社会貢献 利益三分主義、子どもの健康支援活動
技術力 独自の製造技術、品質管理体制

 

これらのポイントと、自分の価値観や経験を結びつけることで、説得力のある志望動機が作れます。

 

「学生時代に最も力を入れたこと」などの設問では、具体性が評価のカギとなります。STAR法(Situation, Task, Action, Result)を使って、エピソードを構造化しましょう。

STAR法

  • Situation(状況):どのような状況だったか
  • Task(課題):何が課題だったか
  • Action(行動):どのような行動を取ったか
  • Result(結果):どのような結果が得られたか

 

その経験から何を学び、それをグリコでどう活かせるかまで言及できると、さらに評価が高まります。

 

Webテスト対策

江崎グリコで活用をされているWebテストの玉手箱は、他の適性検査と比べて以下のような特徴があります。

玉手箱の特徴

  • 問題形式が限定的で、同じ形式の問題が続く
  • 制限時間が厳しく、スピードが求められる
  • 電卓の使用が可能(計数分野)

 

このため、問題形式に慣れることが最も重要な対策となります。

 

玉手箱対策には、以下のような対策本がおすすめです。

これらの本を使って、最低でも2〜3周は問題を解いて慣れておきましょう。特に図表の読み取り問題は、慣れていないと時間内に解ききれないことが多い傾向にあります。

 

玉手箱は時間との戦いです。以下のような時間配分を意識しましょう。

分野 問題数 制限時間 1問あたりの時間
言語(論理的読解) 32問 10分 約19秒
言語(趣旨判定) 10問 12分 約1分12秒
計数(四則逆算) 50問 9分 約11秒
計数(図表読取) 29問 15分 約31秒

 

分からない問題は飛ばして、まずは解ける問題を確実に正解することが重要です。全ての問題に答える必要はありませんが、正答率を高めることを意識しましょう。

 

面接対策

江崎グリコのインターン面接でよく聞かれる質問に対して、回答を準備しておきましょう。前章で紹介した質問例を参考に、自分なりの回答を作成してみてください。

 

特に以下の3つの質問は、ほぼ確実に聞かれるので、しっかり準備が必要です。

ほぼ確実に聞かれる質問

  1. 志望動機:なぜグリコのインターンに参加したいのか
  2. 学生時代に力を入れたこと:具体的なエピソードと学び
  3. 自己PR:自分の強みとグリコでの活かし方

 

面接では、回答に対して「なぜですか?」「具体的には?」「他の選択肢はありましたか?」といった深掘り質問がされます。 例えば、志望動機で「グリコの商品が好きだから」と答えた場合、以下のような深掘りが予想されます。

  • 「どの商品が特に好きですか?」
  • 「その商品のどこが好きですか?」
  • 「他社の類似商品との違いは何だと思いますか?」
  • 「その商品を通じて、グリコのどのような姿勢を感じますか?」

 

こうした深掘りにも答えられるよう、回答の「なぜ?」を3回繰り返して自問自答しておくと良いでしょう。

 

面接の最後には「何か質問はありますか?」と逆質問の機会が与えられます。ここで質問がないと、志望度が低いと判断される可能性があります。 効果的な逆質問の例は以下の通りです。

質問のタイプ 具体例
社員のキャリア 「○○さんが入社後に最もやりがいを感じた仕事は何ですか」
企業文化 「グリコで活躍している方に共通する特徴はありますか」
今後の展望 「今後グリコが力を入れていきたい事業領域について教えてください」
求める人物像 「インターンに参加する学生に期待することは何ですか」

 

逆質問は企業への関心の高さを示すチャンスです。HPに載っているような情報を聞くのではなく、実際に働く社員だからこそ答えられる質問を準備しましょう。

 

 

インターン当日の対策

インターン選考を通過したら、当日のパフォーマンスが本選考の優遇を左右します。

 

グループワークでは、積極性が評価されます。ただし、自分の意見を一方的に主張するのではなく、以下のバランスを意識しましょう。

グループワークで重要なポイント

  • アイデアを出す:建設的な意見やアイデアを積極的に提案する
  • 他者の意見を聞く:チームメンバーの意見にしっかり耳を傾ける
  • 議論をまとめる:議論が発散したら、論点を整理する
  • タイムキープ:時間配分を意識し、必要に応じて声をかける

 

リーダーシップを発揮することも大切ですが、それ以上に「チームとして成果を出すこと」を意識した行動が評価されます。

 

インターン期間中は、社員と接する機会が多くあります。この交流も評価の対象となるため、以下を心がけましょう。

社員の方との関わる際のポイント

  • 質問を準備する:事前に聞きたいことをリストアップしておく
  • メモを取る:重要な情報はメモし、理解を深める姿勢を示す
  • 感謝を伝える:アドバイスをもらったら、その場でお礼を言う
  • フィードバックを活かす:社員からの指摘を次に活かす姿勢を見せる

 

インターンの最終日まで、評価は続いています。最終プレゼンテーションはもちろん、懇親会での振る舞いや、他の参加者との交流の様子も見られていると考えましょう。 特に、インターン終了後のアンケートは丁寧に記入してください。ここでの感想や学びも、本選考の際に参考にされる可能性があります。

 

江崎グリコのインターンについてよくある質問

ここでは、江崎グリコのインターンに関してよく寄せられる質問にお答えします。

インターンに参加しないと本選考で不利になりますか?

江崎グリコの本選考では、インターン参加者でなくても内定を獲得することは十分可能です。インターンに参加していないからといって、選考で不利な扱いを受けることはありません。

 

ただし、インターン参加者には早期選考ルートや1次面接免除などの優遇があるため、相対的には有利に選考を進められます。また、インターンでの企業理解が深まることで、志望動機の説得力も増すでしょう。 時間的・地理的制約でインターンに参加できない場合は、OB・OG訪問や企業説明会への参加を通じて、企業理解を深めることをおすすめします。

 

1dayインターンと複数日程のインターン、どちらに参加すべきですか?

可能であれば複数日程のインターンへの参加をおすすめします。 複数日程のインターンの方が、以下の点で有利です。

複数日程が有利になるポイント

  • 実務に近い体験ができ、仕事理解が深まる
  • 社員との交流時間が長く、企業文化を肌で感じられる
  • 早期選考ルートなど、本選考での優遇が大きい
  • 他の参加学生とのネットワークが作りやすい

 

ただし、複数日程のインターンは選考倍率も高く、日程調整も難しい場合があります。もし参加が難しい場合は、1dayインターンでも十分価値があります。企業理解を深め、志望動機を磨く機会として積極的に活用しましょう。

 

インターンの選考は本選考より簡単ですか?

基本的には本選考と同等、あるいはやや易しい程度と考えられます。 インターン選考は、本選考と比べて以下の違いがあります。

項目 インターン選考 本選考
選考ステップ数 少ない(2〜3段階) 多い(3〜5段階)
面接回数 1回程度 2〜3回
評価基準 ポテンシャル重視 より厳格な評価
倍率 高い(人気コースは15〜20倍) 非常に高い(20倍以上)

 

インターン選考の方が選考ステップは少ないですが、倍率自体は高いため、決して簡単とは言えません。ただし、インターン選考は「この学生の可能性を見てみたい」という視点で評価される傾向にあるため、完璧である必要はありません。 むしろ、成長意欲や学ぶ姿勢をアピールすることが重要でしょう。

 

理系学生と文系学生で選考難易度は違いますか?

コースによって難易度は異なりますが、文理で極端な差はありません。 江崎グリコのインターンでは、コースによって文理の区別があります。

  • 文系向け:マーケティング、営業、SCMなど
  • 理系向け:研究開発、生産技術など
  • 文理共通:1dayインターンシップなど

 

マーケティングコースは文系学生に非常に人気が高く、倍率も高めです。一方、生産技術コースは理系限定で応募者も限られるため、やや倍率は低めになる傾向にあります。

 

ただし、どのコースも一定の選考基準があるため、「理系だから簡単」「文系だから難しい」ということはありません。自分の専門性や興味に合ったコースを選び、しっかり対策することが重要です。

 

インターンで評価されるポイントは何ですか?

A. 以下の5つのポイントが特に重要です。

インターンの評価ポイント

  1. 積極性:グループワークで主体的にアイデアを出し、議論に貢献する姿勢
  2. 協調性:チームメンバーの意見を尊重し、協力して成果を出す能力
  3. 論理的思考力:課題を分析し、筋道立てて解決策を導き出す力
  4. コミュニケーション力:自分の考えを分かりやすく伝え、相手の意見を理解する力
  5. 成長意欲:フィードバックを素直に受け止め、改善しようとする姿勢

 

これらは、江崎グリコが社員に求める資質でもありインターン中は、これらのポイントを意識して行動すると良いでしょう。 特に重要なのは「成長意欲」です。完璧な成果を出すことよりも、失敗から学び、次に活かそうとする姿勢が評価されます。

 

交通費や宿泊費は支給されますか?

コースや開催場所によって異なります。 一般的に、複数日程のインターンでは以下のような対応が取られることが多いです。

インターン参加のための就活費用の取り扱い

  • 交通費:規定に基づいて支給されることが多い
  • 宿泊費:遠方からの参加者には宿泊施設が用意される場合がある
  • 昼食:インターン期間中の昼食が提供されることが多い

 

ただし、1dayインターンシップの場合は、交通費が自己負担となることもあります。詳細はインターン合格通知や事前の案内メールで確認しましょう。

 

【まとめ】江崎グリコのインターンの倍率・優遇・内容・選考対策について

本記事では、江崎グリコのインターンシップについて、倍率・優遇・内容・選考対策を詳しく解説してきました。最後に、重要なポイントをまとめます。

江崎グリコのインターンの特徴

  • マーケティング、営業、生産技術など複数のコースがあり、実務に近い体験ができる
  • 倍率は10〜20倍程度で、特にマーケティングコースの人気が高い
  • 参加者には早期選考ルートや1次面接免除などの優遇がある
  • 選考はES、Webテスト(玉手箱)、面接で構成される

選考突破のための重要ポイント

  • 企業研究の徹底:グリコの商品、事業、企業理念を深く理解する
  • 明確な志望動機:「なぜ食品業界か」「なぜグリコか」を論理的に説明する
  • 具体的なエピソード:学生時代の経験をSTAR法で構造化して伝える
  • Webテスト対策:玉手箱の問題形式に慣れ、時間配分を意識する
  • 面接練習:想定質問への回答準備と模擬面接での練習が重要

 

江崎グリコのインターンは、食品業界での仕事を理解し、本選考を有利に進めるための絶好の機会です。倍率は高いですが、しっかりと対策をすれば十分に突破可能でしょう。

 

面接模試を通して江崎グリコの内定判定を受けたい方は「 REALME 」も利用を推奨。

模試面接で内定判定

登録はこちら

【利用企業例】

住友商事/NTTドコモ/アサヒ/東京海上日動/ADK/DeNA/LINEヤフー など…

 

自己分析・模試面接の実施で上記のような企業よりスカウトも届くの要チェックです。

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