人材業界

リクルートの選考フロー・就職難易度・採用大学・学歴フィルターを解説

 リクルートの本選考のフローは?
 リクルートの就職難易度は高い?
 リクルートの採用大学の実績や学歴フィルターの有無は?

本記事では上記のような疑問を抱えているあなたに、

  • リクルートの本選考内容と倍率
  • リクルートの採用大学の実績や学歴フィルターの有無
  • リクルートの選考の対策法

を分かりやすくご説明をいたします。

 

リクルートは、私たちの生活に身近な数々のサービスを展開しており、就活生からも高い人気を誇っています。

 

しかし、学歴フィルターは存在しないため、リクルートの価値観にマッチする人材だとアピールできれば、誰にでも内定を獲得するチャンスがあります。

 

「自分にもリクルートに入社できる可能性はある?」「内定を取るためには何をすればいいの?」そんな疑問を抱えている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

 

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リクルートの概要

社名 株式会社リクルート
本社住所 〒100-6640
東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
設立 2012年 10月1日
株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立2018年 4月1日
株式会社リクルートに商号変更
従業員数 14,192人(2025年4月1日現在 / アルバイト・パート含)
資本金 3億5千万円
会社HP https://www.recruit.co.jp/

株式会社リクルートは、人材サービスを中心に、住宅・美容・飲食など、さまざまな分野で個人と企業をつなぐマッチングプラットフォームを提供している企業です。

 

日常のあらゆる場面で「出会い」を創出し、生活をより豊かにするサービスを数多く展開しています。

【主なサービスカテゴリ】

  • リクルートエージェント(仕事)
  • SUUMO(住まい)
  • ホットペッパーグルメ(飲食)
  • ホットペッパービューティー(美容)
  • じゃらん(旅行)
  • ゼクシィ(結婚)
  • カーセンサー(クルマ)
  • スタディサプリ(まなび)
  • Airレジ(業務・経営支援)

 

リクルートは多岐にわたる事業を手がけていますが、そのすべてに共通しているのが、「まだ、ここにない、出会い」という企業理念です。

 

この言葉には、インターネットで簡単に情報アクセスできる時代だからこそ、「単なる情報提供にとどまらず、一人ひとりの選択に最後まで伴走していく」という想いが込められています。

 

リクルートの選考フロー

リクルートの選考は、基本的に以下のような流れで進みます。

【選考フロー】

  1. エントリーシート提出
  2. 適性検査(SPI)
  3. 面接(複数回)

 

ここからは、それぞれの選考ステップの特徴や過去の傾向について詳しく解説します。

 

①エントリーシート提出

選考の第一ステップは、エントリーシートの提出です。

 

リクルートでは通年採用を実施しているため、自分のペースに合わせて、好きなタイミングでエントリー可能です。

 

エントリーは、新卒採用ページの「ENTRY・LOGIN」からマイページ登録を済ませることで開始できます。

 

2025年現在の募集コースは、以下の通りです。

【募集コース一覧】

  • ビジネスグロース
  • プロダクトグロース
  • エンジニア
  • データスペシャリスト
  • デザイン
  • ファイナンス

 

リクルートでは幅広い職種が募集されています。自身の興味やスキルに合ったコースを選び、エントリーしましょう。

 

なお、過去のエントリーシートでは、以下のような設問が出題されています。

【過去に出題されたエントリーシートの設問】

  • これまでの人生で成果を出した経験(テーマ)を教えてください
  • テーマの詳細・成果を教えてください
  • ご自身の役割を教えてください
  • 背景とこだわりを教えてください
  • リクルートに就職した場合、経験したいことやチャレンジしたいことがあれば記載してください

参考:ONE CAREER

 

エントリーシート内容は、基本的に「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」を問う設問が中心です。

 

リクルートが大切にしている価値観の根底には「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という理念があります。

バリューズ(大切にする価値観)の根底には「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という創業者江副の言葉があります。

自らのやりたいことを明確にもち、機会を見逃さずに掴み取ってほしい。その起点となるのはいつも好奇心。

一人ひとりの好奇心から生まれた突拍子もないアイデアがいずれ世の中を変える、リクルートはそう信じています。

引用:リクルート新卒採用「バリューズの根底にある考え方」

 

そのため、エントリーシートで「自律的に行動し、熱意を持って取り組んだ経験があるかどうか」を確認し、企業に合う資質を備えている人材かを見極めているのでしょう。

 

②適性検査(SPI)

エントリーシートの提出後は、適性検査(SPI)の受験案内が届きます。

 

出題内容は、一般的なSPIと同様に「言語分野」「非言語分野」「性格検査」で構成されています。よって、そこまで難しく考える必要はありません(参考:ONE CAREER)。

 

※エンジニアコースでは、企業オリジナルのWebテスト(プログラミング関連)が実施されます。

 

とはいえ、リクルートのような人気の高い大手企業では、優秀な学生が多数受験するため、必然的にボーダー(通過ライン)が高くなります。

 

「人気企業では7割の正答率でも不安」と言われることもあるため油断は禁物です。事前に問題集を解いて形式に慣れておくなど、しっかり対策をして臨みましょう。

 

なお、書類選考は、エントリーシート提出と適性検査(SPI)とあわせて実施されます。

 

③面接(複数回)

エントリーシートと適正検査を通過すると、次は面接に進みます。

 

面接の回数は応募するコースによって異なりますが、リクルートの公式サイトでは以下のように案内されています。

【面接回数の目安】

  • ビジネスグロース:2回
  • プロダクトグロース:2回
  • デザイン:3回
  • ファイナンス:3回
  • エンジニア:4回
  • データースペシャリスト:4回

 

面接の形式や質問の傾向としては、以下のような特徴があります(参考:ONE CAREER)。

【面接の形式】

  • 会場:オンライン(最終面接はオフィスで実施)
  • 実施時間:45分〜60分程度
  • 社員の数:1人
  • 学生の数:1人
  • 面接官の特徴:人事・ベテラン社員・責任者クラスなど
  • 雰囲気:最初は穏やかだが、面接ステップが進むごとにやや堅くなる

 

【過去にされた質問】

  • 大学での活動に対する深掘り
  • 人生で一番頑張ったことの説明と深掘り
  • その活動で何が一番大変だったか?
  • それをどうやって乗り越えたのか?
  • 研究室での立ち位置、普段どのように周りと接しているか?
  • 周りからどんな人と呼ばれることが多いか?
  • 人生のターニングポイントはどこか?
  • これまで変わった価値観と変わっていない価値観はあるか?
  • リクルートにどのようなイメージを持っているか?
  • 入社したらどのようなキャリア形成を考えているか?

 

リクルートの面接は、1対1でじっくり時間をかけて行われるのが大きな特徴です。

 

これは、同社が掲げる「個の尊重」という価値観を反映しているためと考えられます。

リクルートは創業以来60年以上、「個の尊重 / Bet on Passion」という価値観を大事にしてきました。

一人ひとりの好奇心を情熱に変え、世の中があっと驚く価値を創造する。
「個の尊重」はリクルートが世の中の変化をとらえ、新しい価値を提供し続けてきた原動力。

一人ひとりが自身の好奇心や、情熱に気付き、機会を生み出し、仲間と共に進化することで、社会に価値を届けていくことができると考えています。

引用:リクルート新卒採用「人的資本経営」

 

応募者一人ひとりの価値観や経験、考え方を丁寧に掘り下げ、「どのような人物か」を深く理解しようとする姿勢から対話を重視しているのでしょう。

 

面接ではガクチカや価値観に対する深掘りが中心に行われます。入社後のビジョンもよく聞かれる内容のため、事前にしっかり準備しておくことが重要です。

 

リクルートの就職難易度

リクルートの就職難易度は高い傾向にあります。

 

実際、東洋経済ONLINEが2025年2月に公表した「入社が難しい有名企業ランキング」では、リクルートが「108位」にランクインしています。

 

主な競合企業と比較したランキングは、以下の通りです。

順位 企業名 就職難易度(偏差値)
13位 メルカリ 62.5
19位 博報堂 62.0
22位 電通 61.9
45位 楽天グループ 61.2
84位 LINEヤフー 59.5
94位 ベネッセコーポレーション 59.1
108位 リクルート 58.9
168位 サイバーエージェント 57.7

 

リクルートの就職難易度が高い背景には、「有名サービスによる知名度の高さ」や「個人を尊重する企業文化」などが考えられます。

 

多くの学生にとって、「社会に大きな影響を与える仕事ができそう」「自分らしく働けそう」といった魅力が感じられる企業であるため、毎年多くの応募が集まる傾向にあります。

 

リクルートの就職難易度は高いため、エントリーシートや面接などの対策には一層の力を入れましょう。

 

リクルートの採用大学

大学通信の調査によると、2024年度のリクルートの採用大学ランキングは以下の通りです。

【採用大学一覧】

  • 慶應義塾大学(48人)
  • 早稲田大学(40人)
  • 東京大学(24人)
  • 上智大学(20人)
  • 同志社大学(16人)
  • 青山学院大学(14人)
  • 立命館大学(14人)
  • 立教大学(13人)
  • 明治大学(12人)
  • 筑波大学(10人)
  • 京都大学(10人)
  • 法政大学(9人)
  • 関西大学(9人)
  • 東京工業大学(7人)
  • 日本大学(7人)
  • 関西学院大学(6人)
  • 一橋大学(5人)
  • 中央大学(5人)
  • 明治学院大学(5人)
  • 中京大学(5人)

採用実績を見ると、慶應義塾大学や早稲田大学をはじめ、東京大学・京都大学といった難関国立大学、さらにMARCHや関関同立といった有名私立から多くの学生が採用されていることがわかります。

 

とはいえ、明治学院大学や中央学院など、いわゆる中堅大学からの採用も一定数見られ、学歴だけで合否が決まるわけではありません。

 

リクルートの学歴フィルター

リクルートの学歴フィルターについて、公式に明言された情報はありません。

 

しかし、実際の採用実績を見る限り、明確な学歴フィルターは存在しないと考えるのが自然です。

 

難関大学だけでなく、中堅大学からの内定者も一定数おり、学歴だけで足切りされるような傾向は見受けられません。

 

特に、リクルートには「個人の尊重」という企業風土があり、「好奇心」や「情熱」を持って自ら行動を起こした経験が高く評価される傾向にあります。

リクルートは創業以来60年以上、「個の尊重 / Bet on Passion」という価値観を大事にしてきました。

一人ひとりの好奇心を情熱に変え、世の中があっと驚く価値を創造する。
「個の尊重」はリクルートが世の中の変化をとらえ、新しい価値を提供し続けてきた原動力。

一人ひとりが自身の好奇心や、情熱に気付き、機会を生み出し、仲間と共に進化することで、社会に価値を届けていくことができると考えています。

引用:リクルート新卒採用「人的資本経営」

 

学歴によって地頭の良さをアピールすることは可能ですが、それはあくまで参考情報のひとつに過ぎません。

 

実際、リクルートの選考では、一次面接から最終面接まで、1対1でじっくりと対話する時間が確保されています。

 

そのため、たとえ学歴に自信がない場合でも、主体性や挑戦心を持って動いてきた経験があれば、十分に内定獲得のチャンスはあるでしょう。

 

リクルートの選考対策の方法

人気企業であるリクルートの内定を勝ち取るためには、事前準備をどれだけ徹底できるかがカギとなります。

 

ここでは、選考通過の可能性を高めるための具体的な対策を5つ紹介します。

【選考対策】

  • リクルートの価値観に合ったエピソードを準備する
  • リクルートを志望する理由を明確にする
  • OB・OG訪問でリアルな情報を得る
  • インターンシップに参加する
  • 就活エージェントを活用して客観的なフィードバックを受ける

 

①リクルートの価値観に合ったエピソードを準備する

まずは、リクルートが大切にしている価値観を理解し、それに合ったエピソードを準備することが重要です。

 

リクルートでは、「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という理念を掲げており、主体性・挑戦心・成長意欲を重視しています。

バリューズ(大切にする価値観)の根底には「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という創業者江副の言葉があります。

自らのやりたいことを明確にもち、機会を見逃さずに掴み取ってほしい。その起点となるのはいつも好奇心。

一人ひとりの好奇心から生まれた突拍子もないアイデアがいずれ世の中を変える、リクルートはそう信じています。

引用:リクルート「バリューズの根底にある考え方」

 

そのため、エントリーシートや面接では、単なる成功体験ではなく、以下のような人間性や価値観が伝わる内容を語ることが重要です。

【自己PRに適した内容】

  • 自分で課題を見つけ、行動を起こした経験
  • 困難や失敗を乗り越えたプロセス
  • その中で得た気づきや成長

 

リクルートの選考では成果の大小よりも、「どんな思いで動いたのか」「どう成長したのか」が伝わる内容を意識しましょう。

 

②リクルートを志望する理由を明確にする

リクルートの価値観に合う人材であると印象づけるためには、志望動機をしっかりと言語化することが非常に重要です。

 

「数ある企業の中でも、なぜリクルートを選んだのか?」という問いに対し、自分自身の経験や価値観と結び付けて語れるかどうかが差別化のポイントになります。

 

志望動機を考える際は、以下の3点を意識すると論理的に整理しやすくなるでしょう。

【志望動機で意識したいこと】

  • 事業内容やビジョンに共感した理由
  • 自分の価値観や経験と、リクルートの企業文化との接点
  • 入社後に実現したいことや挑戦したいこと

 

特にリクルートは「自律性」や「好奇心」を大切にしている企業です。

 

自分のこれまでの挑戦や行動が、リクルートの価値観とどのように重なるのかを示すことで、志望動機に説得力を持たせることができます。

 

志望動機が明確であればあるほど、面接官から「この人はリクルートで活躍できそうだ」と好印象を持たれやすくなるでしょう。

 

 

③OB・OG訪問でリアルな情報を得る

リクルートの企業理解を深めるためには、OB・OG訪問を活用することが非常に効果的です。

 

企業情報はインターネットや説明会でもある程度得られますが、実際に働いている社員のリアルな声を聞けるのは、OB・OG訪問ならではのメリットです。

 

たとえば、以下のような情報を得られます。

【OB・OG訪問で得られる情報の例】

  • 実際の業務内容や働き方
  • 社員が普段どのような思考・姿勢で仕事に取り組んでいるのか
  • 選考で評価されやすいポイント
  • 入社前後のギャップやキャリアパスの実例

 

特にリクルートの社員は、自分の考えを言語化する力や、論理的に物事を説明する力が高い人が多いため、話を聞くだけでも学びが多いはずです。

 

OB・OG訪問を通して、「自分がどのようにリクルートで活躍できそうか」をより具体的にイメージできると、志望動機や自己PRにも説得力が生まれます。

 

また、インターネットだけでは得られない情報を知っていると、面接官に「この学生は入社意欲が高い」と強い印象を与えられる可能性もあります。

 

 

④インターンシップに参加する

リクルートの価値観や働き方をより深く知るには、インターンシップに参加するのも有効です。

 

リクルートでは夏〜冬にかけて、短期間から1か月のさまざまなインターンシッププログラムを実施しています。

 

実際のプロジェクトに参加したり、それに近いワークに取り組んだりする内容になっているため、「リクルートがどのように課題を解決しているのか」を肌で感じることができます。

 

さらに、リクルートのインターンシップは「採用直結型」になっており、インターンでのパフォーマンスが評価されると、「本選考の一部が免除」となる可能性もあります。

 

倍率は高めですが、企業理解を深め、本選考にも直結する貴重な機会ですので、リクルートに興味がある方はエントリーを検討してみるとよいでしょう。

 

 

⑤就活エージェントを活用して客観的なフィードバックを受ける

リクルートのような人気企業を目指す場合は、就活エージェントの活用も非常に重要となります。

 

就活エージェントとは、自己分析・ES添削・面接対策などをマンツーマンでサポートしてくれる就活支援サービスのことです。

 

競争倍率の高い企業には、優秀な学生が多数応募してきます。その高レベルな選考を勝ち抜くには、プロの視点から的確なアドバイスをもらうことが効果的です。

 

特に、志望動機やガクチカの深掘り、面接での伝え方などでは、自分では気づけない改善点が多く存在します。

 

たとえば、自分では「熱意たっぷりの志望動機が書けた」と満足していても、他人から見ると論理が飛躍していたり、説得力に欠けたりしている場合があります。

 

また、伝える内容に問題がなくても、「失礼な言葉遣いをしている」「声のボリュームが小さくて正しく伝わっていない」といったことも少なくありません。

 

就活エージェントは、そうした客観的な視点でのフィードバックを通じて、エピソードのブラッシュアップや伝え方の改善をサポートしてくれます。

 

どのサービスも無料で利用できるため、本気でリクルートの内定を目指すのなら、第三者の力を借りて賢く対策を進めていきましょう。

 

 

リクルートの選考に関するよくある質問

本章では、リクルートの選考に関するよくある質問にお答えいたします。

 

【よくある質問】

  • リクルートに受かる人はどんな特徴がありますか?
  • リクルートは新卒採用で何人を採用していますか?
  • リクルートは新卒採用も通年採用を実施していますか?

 

質問①リクルートに受かる人はどんな特徴がありますか?

リクルートに受かる人の特徴としては、「主体性がある人」「成長意欲がある人」が挙げられます。

 

これは、同社が掲げる「人的資本経営」の考え方に強く表れています。

 

個人に期待すること

一人ひとりが自律的に働くこと、そして個々の強みを集結させチームという集合知で個の限界を超えること、結果として個人もチームも常に進化を遂げていくこと、これらを個人に求めるものとして定めています。

引用:リクルート「人的資本経営」

 

このように、リクルートでは自ら考えて行動できる自律性や、常に成長を目指す意識が重視されています。

 

実際の選考でも、「これまでどのように主体的に動いたか」「困難をどう乗り越えてきたか」といった質問がされる傾向にあります。

 

したがって、選考では単に実績やスキルをアピールするだけでなく、行動の背景にある価値観や姿勢を伝えることを意識するとよいでしょう。

 

質問②リクルートは新卒採用で何人を採用していますか?

リクルートの新卒採用人数は年度によって変動がありますが、近年の実績は以下のとおりです。

 

年度 男性 女性
2024年度 301人 160人
2023年度 402人 174人
2022年度 169人 62人

参考:リクナビ2026

 

このように年度によって採用人数にばらつきがあるものの、リクルートは毎年”数百名単位”で新卒採用を行なっている大手企業です。

 

質問③リクルートは新卒採用も通年採用を実施していますか?

リクルートは新卒採用においても通年採用を実施しています。

 

2019年度からグループ9社の新卒採用を一元化し、「30歳まで応募可能な新卒採用」や「365日通年エントリー」などの取り組みを行なっています。

 

通年採用に取り組む理由としては、以下のような想いがあるようです。

 

「この数年、『内々定を出したら早く決めてくれ』という企業の論理に押されて、就活を終える学生が目立ちました。

これが学生にとっていいことなのかどうか。就職活動はいつ始めてもいいし、いつ終えてもいいものだと思うんです。

自分たちのペースで、納得して就職先を決めていく、という形になればいい。採用担当として、学生が無理して決めているような窮屈さを感じていたんです。

特に8月が選考開始だった時期には、課題を感じていました。8月は体育会の試合があったり、大学院生なら論文で多忙だったりする時期です。就活がままならない学生も多いんです。

時期を変えても、都合が悪い人は必ずいます。そこでリクルートライフスタイルの方式を取り入れ、6月以降も採用する仕組みにしたのです」

引用:NIKKEIリスキリング『「あわてて決めなくていい」 リクルートの採用大改革』

 

ただし、エントリー受付は予告なく終了する場合があります。詳細や最新の募集要項については、リクルートの新卒採用ページをご確認ください。

 

【まとめ】リクルートの選考フロー・就職難易度・採用大学・学歴フィルター

本記事では、リクルートの選考フロー・就職難易度・採用大学・学歴フィルターについて詳しく解説しました。

 

最後に、押さえておきたい要点を振り返りましょう。

 

【本記事の要点】

  • リクルートは毎年多くの学生が応募する人気企業
    知名度の高さの加え、「個の尊重」といった企業文化に共感する学生が多い
  • 学歴フィルターは存在しないと考えられる
    中堅大学からの採用実績もあり、学歴よりも「主体性」や「成長意欲」が重視される
  • 面接では1対1でじっくり対話する時間が設けられている
    リクルートの価値観とマッチする人物かどうかが評価されるため、自分の経験や考えをしっかり言語化しておくことが重要

 

リクルートの選考では、型にハマった自己PRよりも「自律的に行動した経験」を「自分の言葉で語ること」が大きな武器となります。

 

競争倍率は高いものの、挑戦してきた姿勢や成長意欲が伝われば、学歴に自信がない方でも十分にチャンスはあります。

 

リクルートの求める人物像をしっかり理解し、自分の強みを効果的にアピールしましょう。

 

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