広告業界

電通の選考フロー・就職難易度・採用大学・学歴フィルターを解説

 電通の本選考のフローは?
 電通の就職難易度は高い?
 電通の採用大学の実績や学歴フィルターの有無は?

本記事では上記のような疑問を抱えているあなたに、

  • 電通の本選考内容と倍率
  • 電通の採用大学の実績や学歴フィルターの有無
  • 電通の選考の対策法

を分かりやすくご説明をいたします。

 

電通は、東洋経済ONLINEが発表した「入社が難しい有名企業ランキング」で22位にランクインしており、就職難易度の高い企業として知られています。

 

とはいえ、学歴だけで合否が決まるわけではありません。同社が求める人材像を理解し、それに合った自己PRができれば、誰にでもチャンスはあります。

 

「電通で働きたい」「内定を勝ち取るためのコツを知りたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

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電通の概要

社名 株式会社 電通
本社住所 〒105-7001
東京都港区東新橋1-8-1
設立 1901年7月1日
従業員数 5,283人(2024年12月末日現在)
資本金 100億円
会社HP https://www.dentsu.co.jp/

株式会社電通は、1901年に設立された日本を代表する総合広告代理店です。

 

企業理念には「Integrated Growth Partner(IGP)」を掲げ、経済的な成長のみならず、顧客企業と社会全体に活気をもたらすことを目指しています。

 

また、同社は「多様な人がそれぞれの個性を存分に発揮して働ける」という社風を大切にしています。

 

年齢や社歴に関わらず自由にアイデアを発信できる環境や、社員同士が互いに尊重し合う企業風土が根付いており、こうした従業員を大切にする取り組みが、社員一人ひとりの士気を高めています。

 

その結果として、オープンワーク株式会社が発表した「働きがいのある企業ランキング2025」においては、2万484社中、見事「第1位」に選出されました。

 

このランキング結果が示す通り、仕事にやりがいを求める方にとって、電通は非常に魅力的な企業のひとつといえるでしょう。

 

電通の選考フロー

 

電通の選考フローは以下の通りです。

選考フロー】

  • エントリーシート
  • 適性検査(Webテスト)
  • 1次面接
  • 2次面接
  • グループワーク
  • 最終面接

参考:電通「選考について」

それぞれ過去の傾向を紹介します。

 

エントリーシート

電通では、以下の3職種にエントリーを受け付けています。

【募集職種】

  • 総合職
  • デジタルクリエイティブ職
  • アート職

 

これらの職種は併願も可能です。ご自身の興味や適性に合わせて柔軟にエントリーできます。

 

過去のエントリーシートでは、以下のような設問が出題されました。

【エントリーシートの設問例】

  • 専攻している(いた)学問の内容をご記入ください。
  • 所属団体での活動内容をご記入ください。
  • 現在のあなたを形成している、人生の3大エピソードを教えてください。
  • これまでに取り組んできたことが合計100%になるように要素を分解してください。
  • 「あの時は腹をくくったな」と思える経験を教えてください。
  • あなたを夢中にさせているヒト/モノ/コトの魅力を、あなたらしい視点で自由に語ってください。
  • あなたの身の回りで「こうなるともっと豊かになるのになあ」と思うことはなんですか。そのために、あなたなら何をしますか。

参考:ONE CAREER

電通のエントリーシートでは、いわゆる「志望動機」や「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」といった基本的な内容よりも、応募者の個性や価値観に焦点を当てた設問が多く見られます。

 

これは、同社が多様性を重んじる企業文化を持ち、ユニークな発想力を備えた人材を求めているためと考えられます。

 

そのため、よく見かける模範解答をなぞるのではなく、自分自身の言葉で経験や思考のプロセスを語ることが重要です。

 

また、各設問は「400文字以下」などの文字数制限があります。限られた文字数の中で、伝えたい内容を簡潔かつ的確にまとめる練習をしておきましょう。

 

適性検査(Webテスト)

電通の適性検査(Webテスト)は、原則としてテストセンターでの受験となります。

Q. 採用選考はどこで受験できるのですか?

A. 採用選考の段階ごとにオンライン・対面(電通 東京オフィス)での実施がともにございます。

なお適性検査については、原則テストセンターでのご受検をお願いしております。詳細につきましては、順次マイページに掲載いたします。

引用:電通「よくある質問」

 

出題内容は、一般的なSPI(言語・非言語・構造把握・性格診断)で構成されており、そこまで難しいものではありません。

 

しかし、電通のような人気の高い大手企業では、受験者数が非常に多くなるため、合格ライン(ボーダー)が高くなる傾向があります。

 

競争率の高い企業では「7〜8割ほどの正答率が必要」と言われているため、事前に問題集を解いたり、他社のSPI試験を受けて慣れておいたりなど、十分な対策を行うことが重要です。

 

1次面接

電通の1次面接は、以下の条件で実施されます。

【1次面接の特徴】

  • 会場:オンライン
  • 時間:30分程度
  • 面接官:現場の社員/1人
  • 学生:1人
  • 雰囲気:カジュアルな会話ベース

参考:ONE CAREER

過去の質問傾向は、以下の通りです。

【1次面接の質問内容】

  • 学生時代に力を入れたことは何か。
  • なぜその活動や研究を始めようと思ったのか。
  • その活動や研究で印象的だったことや工夫したことは何か。
  • 好きなことや語れることは何かあるか。
  • 最近興味を持っているテーマはあるか。
  • 自分が現れているエピソードはあるか。

参考:ONE CAREER

エントリーシートと同様に、1次面接でも「個人の興味や価値観」についての質問が多く見られます。

 

過去の参加者からは「非常に和やかな雰囲気で行われる」という声が多数寄せられているため、飾らずにありのままの姿で話すことを意識しましょう。

 

2次面接

電通の2次面接は、以下の条件で実施されます。

【2次面接の特徴】

  • 会場:オンラインまたは東京オフィス
  • 時間:30分〜1時間
  • 面接官:やや年次の高い社員/2人
  • 学生:1人
  • 雰囲気:基本的には穏やかだが、1次よりも面接感が強い

参考:ONE CAREER

過去の質問傾向は、以下の通りです。

【2次面接の質問内容】

  • 学生時代に頑張ったことは何か。
  • その中で大変だったことは何か。
  • その苦労をどうやって乗り越えたのか。
  • 人生を通して大事にしていることは何か。
  • それを大事にするようになったきっかけは何か。
  • 自分が一番熱中して話せることは何か。
  • なぜ広告業界を志望しているのか。
  • 志望動機につながる原体験は何か。
  • 将来的に何を成し遂げたいのか。
  • 周囲の人の考えを変えた経験はあるか。

参考:ONE CAREER

1次面接では雑談に近いフランクな雰囲気でしたが、2次面接では「より鋭い質問が飛んでくる」「一般的な面接に近い印象だった」といった感想が多く寄せられています。

 

また、2次面接では、回答に対する深掘りが中心となっています。「端的に答えること」や「矛盾が生じないように冷静に対応すること」を意識しましょう。

 

グループワーク

2次面接を通過した後は、グループワークを行います。

【グループワークの特徴】

  • 会場:オンライン
  • 時間:1時間半〜3時間程度
  • 社員:1〜2人/グループ
  • 学生:5人/グループ
  • 雰囲気:活発で積極的な人が多い

参考:ONE CAREER

詳しいテーマについては口外禁止とされていますが、お題に対する解決策を考えてプレゼン発表をするといった内容です。

 

2次面接を通過した学生が集まるだけあり、全員が積極的に意見を出す雰囲気との声が多数寄せられています。

 

電通は「多様性」と「社員同士の尊重」を重んじているため、他の学生を否定せずに自分の意見を発信することが大切です。

 

自分が自分が…になりすぎず、チームメンバーの特性を見ながら、自分の立場を選択できると高評価につながるでしょう。

 

最終面接

グループワークを通過すると、いよいよ最終面接に入ります。

【最終面接の特徴】

  • 会場:東京オフィス
  • 時間:1時間程度
  • 面接官:役員クラス/2人
  • 学生:1人
  • 雰囲気:穏やか

参考:ONE CAREER

 

過去の質問傾向は、以下の通りです。

【最終面接の質問内容】

  • なぜ広告業界を志望するのか。
  • OB・OG訪問はしたのか。
  • その中で印象に残っている人は誰か。なぜ印象に残っているのか。
  • チームで何かする際はどのような役割を担うのか。その役割は自分に最適だと思うか。
  • どのような案件に携わりたいか。興味のない案件を担当する場合はどうするか。
  • 好きな広告は何か。
  • ブランドとは何か。
  • マーケティングとは何か。
  • 面白いと思った商品は何か。その理由は何か。

参考:ONE CAREER

電通に限らず、最終面接では「志望度の高さ」や「社風とのマッチ度」の確認が中心となります。

 

そのため、電通の求める人材像を理解し、それに合ったアピールをすることが重要です。

 

とはいえ、鋭い深掘りや突発的な質問も多いため、取り繕った回答ではすぐに見抜かれてしまいます。業界や企業の研究はもちろん、自己分析も徹底的に行いましょう。

 

なお、「OB・OG訪問はしたのか」といった質問をされる場合がありますが、OB・OG訪問の有無や人数は選考の評価に影響しないと明言されています。

Q. OB&OG訪問をしたほうが選考に有利になるのでしょうか?

A. OB&OG訪問の有無や⼈数は、選考時の有利・不利、及び⼊社後評価共に⼀切関係ありません。

引用:電通「よくある質問」

 

電通の就職難易度

電通は東洋経済ONLINEが発表した「入社が難しい有名企業ランキング」で200社中「22位」にランクインしています。

 

競合企業と比較したランキングは、以下の通りです。

順位 企業名 入社難易度(偏差値)
19位 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ 62.0
22位 電通 61.9
82位 ADKホールディングス 59.6
124位 ジェイアール東日本企画 58.5
168位 サイバーエージェント 57.7

 

電通の採用倍率については公表されていませんが、日本を代表する広告代理店であり、働きがいのある企業としても広く知られています。

 

電通は、広告業界に関心のある学生にとっては憧れの企業のひとつであり、競争倍率は非常に高いと考えて対策を進めるべきでしょう。

 

電通の採用大学

大学通信ONLINEによると、2024年度における電通の採用大学ランキングは、以下のように発表されています。

【2024年度の採用大学ランキング】

  • 慶應義塾大学(38人)
  • 早稲田大学(25人)
  • 東京大学(9人)
  • 京都大学(7人)
  • 多摩美術大学(6人)
  • 筑波大学(5人)
  • 立教大学(5人)
  • 北海道大学(3人)
  • 東京外国語大学(3人)
  • 青山学院大学(3人)
  • 上智大学(3人)
  • 東京工業大学(2人)
  • 神戸大学(2人)
  • 国際基督教大学(2人)
  • 東京理科大学(2人)
  • 日本大学(2人)
  • 武蔵野美術大学(2人)
  • 明治大学(2人)
  • 立命館大学(2人)
  • 東北大学(1人)
  • 東京農工大学(1人)
  • 一橋大学(1人)
  • 新潟大学(1人)
  • 名古屋大学(1人)
  • 九州大学(1人)
  • 成蹊大学(1人)
  • 中央大学(1人)
  • 同志社大学(1人)
  • 関西大学(1人)

 

電通の採用実績を見ると、慶應義塾大学や早稲田大学といった難関大学の出身者が多い傾向にあります。

 

また、アート職を募集していることもあり、美術系の大学から採用されているのも特徴です。

 

電通の学歴フィルター

電通に学歴フィルターが存在するかどうかについて、公式な言及は確認されていません。

 

しかし、過去の採用実績を見ると、早稲田大学、慶應義塾大学、東京大学、京都大学など、いわゆる難関大学の出身者が多い傾向にあるのは事実です。

 

また、電通は非常に人気が高く、毎年多数の学生が志望する傾向にあります。よって効率的な選考を行うために、学歴で一定の線引きをしている可能性は否定できません。

 

とはいえ、中堅大学からの採用も確認されており、学歴だけで合否が決定するわけではないのも明らかです。

 

実際、エントリーシートや面接では「応募者の興味や価値観」といった内面を探る質問が重視される傾向にあります。

 

難関大学からの採用が多くなっている背景には、地頭の良さだけでなく、早期から選考対策を始めている学生が多いことも要因として考えられます。

 

そのため、必ずしも学歴が絶対的な判断基準となるわけではありません。電通の求める人材像に合致していることをしっかりアピールできれば、難関大学以外の出身者にも十分にチャンスはあります。

 

内定を勝ち取るためにも、徹底的な企業研究と自己分析を行い、自身の強みや個性を明確に言語化する準備を始めましょう。

 

電通の選考対策の方法

本章では、電通の選考対策について紹介します。

【選考対策】

  • 電通が求める人材像を理解する
  • 電通に入社したい理由を明確にする
  • 広告やマーケティングについて理解を深める
  • OB・OG訪問を行う
  • インターンシップに参加する
  • 就活支援サービスを活用する

 

①電通が求める人材像を理解する

エントリーシートや面接で効果的なアピールをするには、電通が求める人材像を的確に理解することが重要です。

 

電通は「Integrated Growth Partner(IGP)」を企業理念として掲げており、顧客企業の経済的な成長だけでなく、社会全体に活気や活力をもたらすことを目指しています。

 

また、公式サイトの社長メッセージを見ると、以下のように語られています。

Q. これからの「電通人」に必要なことは?

電通は、名刺の裏面が百色で示されているように、多様な人がそれぞれの個性を存分に発揮して働く社風です。今後は、さらに多様性が求められると思いますし、それを一人ひとりが受容していく力も必要になると思います。

そして、今まで以上に、リーダーシップが必要になると考えています。ここで言うリーダーシップとは、先頭を走るとか、周りを巻き込むといったような力のことだけではありません。多くを語るわけではないけれど、自然にみんなが能力を発揮し、みんながまとまる場をつくる力など、さまざまなリーダーの形があります。その人なりの方法で周りにポジティブな影響を与え、いい方向に仕事を導く人こそ、リーダーであり「電通人」だと思います。

電通には、工場もありませんし、持っている特許も多くはありません。だから、電通の最大の資産は「人」で、人の成長と活躍こそが会社の成長につながります。

電通の社員一人ひとりに伸びしろがあり、その可能性を解放できると信じています。会社にいることの醍醐味は、仲間と一緒に、自分ひとりではできないことをやれることにあるので、多様な関わり方で、もっとお互いを成長させ合うことのできる職場環境をつくって、共に未来を切り拓いていきたいと考えています。

引用:電通 新卒採用サイト「社長メッセージ」

 

これらの情報を踏まえると、電通は以下のような人材を求めていると考えられます。

【電通が求める人材像(考察)】

  • 既存の枠にとらわれない自由な発想ができる人材
  • 多様な価値観を持つ人と協力して価値創造ができる人材
  • 広告やコミュニケーションに強い情熱を持っている人材

 

上記をエントリーシートや面接でアピールできると、採用担当者から高評価を得られる可能性が高まるはずです。

 

②電通に入社したい理由を明確にする

競争率の高い電通の選考を突破するためには、「なぜ他社ではなく電通で働きたいのか」という明確な志望動機を伝えることが不可欠です。

 

単に「広告業界に興味がある」「ネームバリューがある」といった表面的な理由では、採用担当者の心に響かないでしょう。

 

志望動機を明確にするためには、以下の要素を言語化することが重要です。

【志望動機で言語化しておきたいこと】

  • なぜ他の広告代理店ではいけないのか
  • 入社後に何を成し遂げたいのか
  • 自分の経験やスキルがどのように貢献できるのか

 

これらを明確に言語化してアピールできると、採用担当者から「電通にマッチした人材」として高評価を得られる可能性が高まります。

 

 

③広告やマーケティングについて理解を深める

電通の面接では、以下のような質問がよくされます。

【面接でよく聞かれる質問】

  • 好きな広告は何か
  • マーケティングとは何か
  • 面白いと思った商品は何か

 

これらの質問は、応募者が広告業界にどれだけ興味や熱意を持っているのかを確かめるためのものと考えられます。

 

特に電通は「社会に新しい価値を生み出すこと」を大切にしている企業です。

 

単なる知識ではなく、自分の視点や感性を持って広告やマーケティングを語れるかどうかが、合否を分けるポイントになります。

 

そのためには、日頃から気になった広告を分析したり、話題の商品がなぜヒットしているのかを考えたりする習慣をつけることが大切です。

 

CM・SNS・雑誌など、身の回りのメディアに意識を向けて、知識や視点を深めていきましょう。

 

 

④OB・OG訪問を行う

電通の理念や事業内容を深く知るためには、OB・OG訪問を行うのが効果的です。

 

実際に電通で働く社員からリアルな声を聞くことで、志望動機により深みを持たせられます。

【OB・OG訪問で聞ける話の例】

  • 日々の仕事で大事にしている思考
  • 電通の広告業界内での強みや弱み
  • 実際の業務内容や職場の雰囲気

 

これらの情報はインターネット検索ではなかなか知ることができません。得た情報を面接で活用すると、他の学生と差別化できる受け答えにつながるでしょう。

 

また、電通の面接では「OB・OG訪問を行ったか」という質問をされる場合があります。合否には影響しないと言及されていますが、入社意欲を示すポイントにはなるはずです。

 

もしOB・OG訪問を依頼できる人脈がない場合は、アプリを活用して探すことができますので、ぜひチェックしてみてください。

 

 

⑤インターンシップに参加する

電通では、「実際に働く社員がどのような価値観を持っているのかを知ってほしい」という想いから、さまざまなインターンシップを開催しています。

 

インターンに参加することで、同社の業務を体験できるだけでなく、社員との交流を通じて社風や事業内容をより深く理解できる貴重な機会となります。

 

特に近年では、就活の早期化に伴い、インターンシップを通じて優秀な学生を早めに確保しようとする企業が増加しています。

 

電通でも本選考に直結する「採用直結型インターンシップ」が開催されており、志望度の高い学生にとっては、選考を有利に進められる可能性があります。

 

興味がある方は早めに情報をチェックし、エントリーに備えて準備を始めましょう。

 

参考:電通「インターンシップについて」

 

⑥就活支援サービスを活用する

電通の選考対策を進める際は、就活支援サービスを活用するのがおすすめです。

 

就活支援サービスには、数多くの就活生をサポートしてきた専門家が在籍しており、志望動機や自己PRを丁寧にブラッシュアップしてくれます。

 

さらに、面接練習の相手にもなってくれるため、本番さながらの環境で練習をすることも可能です。プロの視点を取り入れることで、効率よくスキルを高められます。

 

もちろん、就活対策は1人でもできます。しかし、自分だけではなかなか気づけない落とし穴にはまり、不採用になってしまうケースも少なくありません。

 

例えば、以下のような失敗がよく見られます。

【就活でよくある失敗例】

  • 志望動機や自己PRが、企業のニーズとずれた自己満足な内容になっている
  • 話が長くなり、面接官に自分の魅力がうまく伝わらない
  • 無意識のうちに、失礼な言葉遣いや態度で受け答えをしてしまっている

 

こうした失敗を防ぐためには、専門家による客観的なフィードバックを受けながら選考対策を進めることが大切です。

 

就活支援サービスは、基本的にどれも無料で利用できますので、複数利用してさまざまな意見を取り入れるのが内定に近づくコツになります。

 

 

電通の選考に関するよくある質問

本章では、電通の選考に関するよくある質問を紹介します。

【よくある質問】

  • 電通の新卒採用人数はどれくらいですか?
  • 電通と博報堂はどちらが難しいですか?
  • 電通のSPIボーダーラインはどれくらいですか?

 

質問①電通の新卒採用人数はどれくらいですか?

電通の新卒採用サイトを確認すると、140名程度の採用を想定していると記載があります。

 

なお、過去3年間の新卒採用者数は、以下の通りです。

年度 男性 女性 合計
2024年 67名 76名 143名
2023年 58名 62名 120名
2022年 52名 45名 97名

参考:マイナビ

質問②電通と博報堂はどちらが難しいですか?

東洋経済ONLINEが発表した「入社が難しい有名企業ランキング」によると、電通と博報堂の入社難易度は以下の通りです。

順位 企業名 入社難易度(偏差値)
19位 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ 62.0
22位 電通 61.9

 

このランキングでは博報堂がわずかに上位となっていますが、偏差値の差は0.1ポイントと誤差の範囲です。実質的な難易度に大きな差はないと考えられます。

 

質問③電通のSPIボーダーラインはどれくらいですか?

電通のSPIボーダーラインは「7〜8割程度」とされており、これは他の大手企業と同様の水準です。

 

ただし、電通は応募者数が非常に多い人気企業であるため、「7割では安心できない」とも言われています。

 

そのため、少しでも通過率を高めるには、8割以上の正答率を目指しておくのが無難です。

 

【まとめ】電通の選考フロー・就職難易度・採用大学・学歴フィルター

本記事では、電通の選考フロー・就職難易度・採用大学・学歴フィルターについて解説しました。

 

最後にあらためて要点を振り返りましょう。

【本記事の要点】

  • 電通には「人が成長できる環境」や「仲間を大切にする」という企業風土が根付いており、その影響から多くの学生に注目されている。
  • 難関大学からの応募者も多く、就職難易度は非常に高いことが予想される。
  • 学歴フィルターの存在は確認されておらず、企業の求める人材に合致していることのアピールが内定を勝ち取る鍵となる。

 

電通は従来の広告やマーケティングにとどまらず、社会に活気や活力を生み出す存在になることを目指しています。

 

この価値観に貢献できることを示すためにも、企業研究や自己分析を徹底的に行いましょう。

 

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