SPI青本と赤本の違いは?
SPI青本の難易度は?
本記事では上記のような疑問を抱えているあなたに、
- SPI青本と赤本の違い
- SPI青本と赤本の特徴と難易度
- SPI青本の使い方
を分かりやすくご説明をいたします。
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SPI青本と赤本の違いは?
SPI対策の本には「赤本」と「青本」の2種類があります。
具体的には、以下の本のことを指します。
【赤本と青本の正式名称】
ちなみに、青本にはSPIノートの会が出版する「これが本当のSPI3テストセンターだ!」もあります。
ただ、一般的には、ナツメ社の「史上最強SPI&テストセンター超実践問題集」を青本と呼ぶため、本記事でもこちらを青本として解説します。
では、赤本と青本では何が違うのでしょうか。
結論からお伝えすると、赤本と青本では「難易度」に違いがあります。
本の種類 | 難易度 | 主な内容 |
赤本「これが本当のSPI3だ!」 | 易しい | SPI対策の解説がメイン |
青本「史上最強SPI&テストセンター超実践問題集」 | 難しい | SPIやテストセンターで出題される問題集がメイン |
赤本は「初心者でも理解しやすいSPI対策の解説本」です。解説がメインであることから、基礎的な内容でもイラストを用いながらわかりやすく丁寧に説明されています。
一方で、青本は「とにかくSPIやテストセンターの問題を解いていく本」です。問題の解説もされているのですが、イラストが少なく、解説レベルも上級者向けになっています。
したがって、これからSPI対策に取り組む方は「赤本」から始めるのがおすすめです。
SPI青本と赤本の特徴について
本章では、SPI青本と赤本の特徴について詳しく解説いたします。
SPI青本の特徴
まずは青本(史上最強SPI&テストセンター超実践問題集)の特徴を見ていきましょう。
【SPI青本の特徴】
- 難易度は中級〜上級者向けの実践レベル
- 非言語(数学)の問題が豊富に掲載されている
- 本番と同じ形式の模擬テストが収録されている
青本の特徴①難易度は中級〜上級者向けの実践レベル
まず青本は中級者〜上級者向けの問題集です。
青本の難易度が高い理由としては、主に以下があげられます。
【青本が難しいと言われる理由】
- 実践的な問題が多い
- 問題の解説が少ない
そのため、SPI対策に取り組み始めたばかりの方は「難しすぎる…」と感じてしまうかもしれません。
実際に青本に対する口コミを見ても、難しいと感じている方が多いようです。
SPI、いきなり青本から始めてやけに難しいなーって感じてたんだけど、青本って問題集の中で1番難しいんだね
まずは赤本から進めよう— ちばP@勉強垢 (@P16006900) November 19, 2023
初めてSPIテストセンターを受けた感想:青本の非言語は難しすぎる
— ハク🌹@25卒 (@haku_bagero_25) May 11, 2023
SPIの青本むずすぎて心折れてたんだけどあの本難しいで有名なことが分かった 赤本に変えます
— 💫 (@_riegan) December 31, 2021
青本はSPIの解説本よりも「問題集」として活用される傾向にあります。
したがって、SPI初心者の場合は「赤本」で基礎をマスターしてから「青本」に取り組むようにしましょう。
青本の特徴②非言語(数学)の問題が豊富に掲載されている
青本の中身を具体化させると、「非言語(数学)」の問題が豊富に掲載されています。
非言語とは、推論や確率などの数学分野のことです。つまり、計算能力や論理的思考が求められます。
そのため、数学に苦手意識がある場合は、青本で徹底的に問題を解いていくと良いトレーニングになるはずです。問題を繰り返し解いていると、徐々に苦手が克服されていくでしょう。
なお、青本には「最速の問題解釈」「時間を無駄にしないメモの取り方」など、素早く問題を解くための方法が丁寧に解説されています。
また、目標時間を設定した実践トレーニング問題も収録されており、数学を得意とする方でもスピードアップの特訓におすすめです。
青本の特徴③本番と同じ形式の模擬テストが収録されている
青本には、本番と同じテストセンター形式の模擬テストが収録されています。
言語・非言語の「能力検査」はもちろん、「性格検査」まで対応しているのが魅力です。本番さながらの環境を再現できるのは、青本の大きな特徴といえます。
模擬テストの重要性を示すうえでは、これまでの試験を思い返すとわかりやすいかもしれません。
これまで試験を受けてきた中で「入念に対策したはずなのに、いざ本番になったら頭が真っ白になった…」という経験は誰もが一度はあるのではないでしょうか。
この本番で頭が真っ白になる原因は「制限時間がある焦り」によるものと言われています。時間を気にするあまりに脳が冷静さを失ってしまうのです。
また、あまり知られていませんが、性格検査で落ちる可能性もゼロではありません。
例えば、以下のような場合、性格検査で引っかかってしまうことがあります。
【性格検査で落ちるケース】
- 回答が矛盾している
- 仕事に支障をきたす回答をしている
- 曖昧な回答ばかりしている
回答の矛盾とは、「諦めが早い性格だ:はい」と答えているのにも関わらず、その後に「忍耐力がある:はい」と答えるようなイメージです。この場合、企業には嘘をついていると判断されてしまうでしょう。
仕事に支障をきたす回答は、「自分の意見を曲げない性格だ:あてはまる」「我慢強い性格だ:あてはまらない」といった回答を指します。この場合、企業から「意思疎通が難しそう」「すぐに退職しそう」と思われるかもしれません。
「どちらともいえない」という曖昧な回答ばかりしている場合も、企業によっては「優柔不断な人間で頼りにならない」と判断される場合があります。
性格を偽る必要はありませんが、事前に質問の傾向を把握しておけば、焦りによる思わぬ回答ミスを防げるでしょう。
そういった、本番の緊張や性格検査の対策をする意味でも、青本で模擬テストを繰り返し解いていくのがおすすめです。
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SPI赤本の特徴
続いて、赤本(これが本当のSPI3だ!)の特徴を見ていきましょう。
【SPI赤本の特徴】
- 難易度は初心者向けの基礎レベル
- 一つひとつの問題が丁寧に解説されている
- 問題・解説・解答が見開きでわかりやすく収録されている
赤本の特徴①難易度は初心者向けの基礎レベル
赤本は、初心者向けの基礎レベルであるのが最大の特徴です。
多数の問題が掲載されている青本に対して、赤本は「問題の解説」に多くのページが割かれています。
特に苦手意識のある方が多い非言語(数学)については、「算数のおさらい」から丁寧に解説されています。
したがって赤本を活用すれば、文系の方でもじっくり理解を深めながら対策を進められるでしょう。
赤本の特徴②一つひとつの問題が丁寧に解説されている
赤本は初心者レベルの本ということもあり、一つひとつの問題が丁寧に解説されているのが魅力です。
「講義形式の丁寧な解説」をモットーにしており、「これってどういう意味?」のような疑問も先回りで解消してくれます。
実際に赤本を購入した方々の口コミでも「わかりやすい」と定評を得ています。
わかりやすい解説でつまづくことなく最後まで終えることができました。
いろいろ見比べたり調べたりして検討しましたが、このシリーズが一番わかりやすく使いやすかったです。このシリーズを全部やればだいたいの適性検査で困ることはないらしいです。
引用:Amazonカスタマーレビュー
問題の解説も丁寧で、数学が苦手な私でも理解しやすい点が良かったです。基礎的な内容から応用問題まで網羅されているため、自分のレベルに合わせて学習を進めることができます。
就職活動は不安なことも多いですが、本書を参考にしっかりと準備を進め、自信を持って選考に臨みたいと思います。
引用:Amazonカスタマーレビュー
転職の筆記試験の対策に購入。
数学が大の苦手な私でも、徐々に進めることができています。もっと早く買えば良かった…。
引用:Amazonカスタマーレビュー
とても分厚い本ではありますが、それは解説が丁寧にされている裏付けでもあります。
よってSPIの基本をしっかり頭に入れたい方は、赤本から始めるのがおすすめです。
赤本の特徴③問題・解説・答えが見開きでわかりやすく収録されている
赤本は、他の問題集よりも「見やすい」というのも初学者にとって嬉しいポイントです。
通常、問題集は「解答と解説」が問題から離れたページに記載されているのが一般的です。
ページが離れていると、解答や解説を確認するために”行ったり来たり”を繰り返さなければなりません。特に電子書籍では使いづらいと感じるケースが多いでしょう。
その点、赤本は「左ページに問題」「右ページに解答と解説」と見開きで掲載されています。問題・解答・解説が一目でわかるため、スムーズに理解を深められるのが魅力です。
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SPI青本は難しい?おすすめの使い方を解説
青本は中級者〜上級者向けの本であるため、「難しい…」と感じる方も多いかもしれません。
しかし、大手企業は正答率80%以上をボーダーラインにしているケースが多く、突破するためには青本による対策が必須となります。
そこで本章では、SPI青本を最大限に活用するための使い方を詳しく紹介します。活用の参考にしてみてください。
【SPI青本の使い方】
- 問題形式の全体像を把握する
- 模擬テストを繰り返し解いていく
- 30秒〜1分で解ける超解法を覚える
青本の使い方①問題形式の全体像を把握する
まずは、SPI問題の全体像を把握するために青本を使いましょう。
ページをぱらぱらめくっていくと「SPIはどんな問題でできているのか?」といった出題傾向を理解できます。すると、重点的に対策すべき項目や必要な時間が何となく見えてくるでしょう。
裏を返すと、全体像を把握せずにいきなり問題を解いていくのは、暗闇の中を手探りで歩くようなものです。非効率な勉強法であるため、まずは全体像をつかむことから始めましょう。
なお、SPIやテストセンターで出題される科目は、大きく分けて以下の通りです。
【SPIやテストセンターで出題される科目】
- 非言語能力
- 言語能力
- 英語
- 構造的把握力検査
- 性格検査
これらは青本(史上最強SPI&テストセンター超実践問題集)にすべて収録されています。ぜひ一通り読んでみてください。
青本の使い方②模擬テストを繰り返し解いていく
青本には模擬テストが収録されています。
問題例と解説を読み、内容を理解できたら模擬テストを受けてみましょう。
ここでポイントなのが「何度も繰り返し受けること」です。
同じ問題を繰り返し受けていると「飽きた…」と感じるかもしれません。しかし、飽きるくらい繰り返すことで、本番でもすぐに解けるレベルまで成長できます。
時間がない方も多いかもしれませんが、以下のフェーズが効率的であることから、最低でも3周以上は繰り返すことをおすすめします。
【SPI青本の模擬テストのやり方】
- 1周目:苦手な科目を洗い出す
- 2周目:間違えた問題の解答や解説を確認したうえで解き直す
- 3周目:1問を解くスピード意識しながら解いていく
- 4周目以降:3周目の繰り返し
青本はボリュームが多いため、1周するだけでもきついと感じるかもしれません。
そのため、まずは苦手な科目の洗い出しと対策を優先させるのがおすすめです。
青本の使い方③30秒〜1分で解ける超解法を覚える
青本の模擬テスト3周目以降は、1問を解くスピードを意識することが大切とお伝えしました。
その解答速度を高めるのに有効なのが、青本に記載されている「30秒〜1分で解ける超解法」を参考にすることです。
青本には、以下のように問題を素早く解くためのコツが紹介されています。
出典元:ナツメ社
基本的な解き方を理解した後は、こういったテクニックを活用して素早く問題を解けるようにするといいでしょう。
ぜひ効率的に青本を活用してみてください。
SPI青本だけでは対策が足りない理由5選
青本は難易度が高いため「青本だけ買えばSPI対策は十分なのでは?」と考える方も多いかもしれません。
しかし、SPI対策をするうえで青本だけでは満足のいく結果は得られないでしょう。
青本だけでSPI対策を網羅できない理由としては、主に以下があげられます。
【SPI青本だけでは不十分な理由】
- Webテスト型に対応していない
- 基礎学習には向いていない
- 内容が非言語に偏っている
- なるべく多くの練習問題に触れたほうがよい
- 最初から高難易度に挑戦すると挫折しやすい
順番に詳しく解説いたします。
理由①Webテスト型には対応していない
SPI青本はテストセンターやペーパーテスト向けの問題集であり、Webテストには対応していません。
そのため、Webテスト型のSPIを受ける人には、あまり役に立たない内容となっています。
ちなみに、Webテスト・テストセンター・ペーパーテストには、以下6つの違いがあります。
違い | Webテスト | テストセンター | ペーパーテスト |
受験場所と形式 | 在宅・Web | 共通会場・Web | 企業ごとの会場・紙 |
制限時間 | 約60分〜 | 約60分〜 | 約100分〜 |
英語・構造把握力の問題 | × | 〇(企業による) | 〇(企業による) |
電卓の使用 | 〇 | × | × |
難易度の変化 | × | 〇 | × |
結果の使い回し | × | 〇 | × |
このようにさまざまな違いがあります。
特に「難易度の変化」においては、Webテストとテストセンターでは大きく異なる点です。
テストセンター型の場合、問題に正解するごとに難易度が徐々に上がっていきます。つまり、テストセンターでは、受験者によって問題の難易度に差が生まれるのです。
一方で、Webテストでは全受験者が一定の難易度となります。
Webテストとテストセンターでは、効率的な勉強方法が異なるため、Webテストに対応していない青本だけで勉強するのは不十分でしょう。
理由②基礎学習には向いていない
青本にも問題解説は掲載されていますが、どちらかといえば問題集としての要素が強い傾向にあります。
そのため、基礎内容の解説は少なめです。イラストもあまり使われていないため、初心者が内容理解するにはわかりにくいと感じるでしょう。
基礎学習をするには、赤本(これが本当のSPI3だ!)のような初心者向けの本を参考にするのがおすすめです。
理由③内容が非言語に偏っている
SPI青本の内容は、大半が非言語分野になっています。
実際に最新版(2026年版)の青本に掲載されている目次をチェックすると、以下の通りです。
【2026最新版 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集の目次】
1章 非言語能力
1 推論【正誤】
2 推論【順序】
3 推論【内訳】
4 推論【整数】
5 推論【平均】
6 推論【対戦】
7 推論【%】
8 推論【位置関係】
9 順列・組み合わせ【並べ方と選び方】
10 順列・組み合わせ【席決め・塗り分け】
11 順列・組み合わせ【カード・コイン・サイコロ】
12 順列・組み合わせ【重複・円・応用】
13 確率の基礎
14 確率の応用
15 割合と比
16 損益算
17 料金割引
18 仕事算
19 代金精算
20 速度算
21 集合
22 表の解釈
23 特殊算
24 情報の読み取り
25 物の流れ
26 グラフの領域
27 条件と領域
SPIタイプ 推論【命題】
2章 言語能力
1 二語の関係
2 語句の意味
3 語句の用法
4 文の並べ替え
5 文中の空欄補充
6 長文読解 WEB 熟語の成り立ち
3章 英語【ENG】
1 同意語
2 反意語
3 英英辞典
4 空欄補充
5 長文読解
4章 構造的把握力検査
1 非言語
2 言語
5章 模擬テスト 【テストセンター対応】
◎能力検査──26問【目標点数18点】/制限時間30分
6章 性格検査
1 性格検査例題
2 性格検査対策
3 適応性の対策
出典元:ナツメ社
このように青本では「非言語:27項目」「その他:2〜6項目ずつ」となっており、非言語の対策本といっても過言ではありません。
非言語の難易度を考慮すれば当然の内容ではありますが、言語・英語・構造把握力を重点的に学びたい場合は、他の対策本を参考にすべきでしょう。
理由④なるべく多くの練習問題に触れたほうがよい
SPIの問題に慣れるためには、青本以外の問題も繰り返し解くことも重要です。
青本だけでも十分なボリュームですが、「Webテストに非対応」「非言語に内容が偏っている」ため、SPI対策を万全にするには他の問題集に触れることが欠かせません。
したがって、青本を3周以上(スピード解法を覚えた段階)したら、傾向が異なる問題集にも挑戦してみましょう。
理由⑤最初から高難易度に挑戦すると挫折しやすい
青本の特徴でもお伝えした通り、青本の内容は中級〜上級者レベルに調整されています。
一応、基礎知識の解説もされていますが、すでにある程度の理解がある人に向けた内容であるため、初学者にとっては頭に入りにくいことが多いです。
実際、青本から学習を始めて「挫折した…」という学生は少なくありません。
SPI青本やろうとしたけど挫折したので赤2周目やりやす😭
— けい (@keito_yururi) May 22, 2020
SPIの勉強で青本やって挫折しまくってたんだけど、初心者向けじゃないらしい…ナンダッテ(^-^)/
— ぴらふ (@sorapirane) June 2, 2024
SPIの青本がまともに解けなくて、また自信なくなってメンタル崩壊しかけてる
— ぽちゃ 25卒 (@PochaPochaPom26) February 20, 2024
はじめから青本に手を出すのは、RPGゲームに例えると、適正レベルになる前に大型モンスターと戦うようなものです。
特に非言語(数学)に苦手意識のある方は、高確率で挫折してしまうでしょう。
そのため、まずは赤本(これが本当のSPI3だ!)や他の初心者向けコンテンツで基礎を固めてから青本に取り組むのがおすすめです。
SPI青本についてよくある質問
本章では、SPI青本についてよくある質問に回答いたします。
【よくある質問】
- SPI青本を買うべき人とは?
- SPI対策は赤本と青本どっちがいい?
- SPI青本は最新版を購入するべき?
質問①SPI青本を買うべき人は?
SPI青本を買うべき人は、以下の通りです。
【SPI青本を買うべき人の特徴】
- テストセンター型のSPI対策をしたい人
- SPIで高得点を目指している人
- 大手や有名企業の内定を目指している人
SPI青本は、Webテスト型には非対応です。よってテストセンター型のSPIを受ける方におすすめな対策本となります。
また、難易度は高めですが、SPI青本の問題に慣れてしまえば高得点を取りやすくなるでしょう。「実際の試験は青本よりも簡単だった」と言われることも多いです。
さらに、大手や有名企業は応募者が多いことから、SPIのボーダーラインを80%以上と設定している傾向にあります。難関企業を突破するには、青本による対策が必須でしょう。
質問②SPI対策は赤本と青本どっちがいい?
SPI対策は、基本的に「赤本」から始めるのがおすすめです。
赤本は基礎知識がわかりやすく解説されています。
青本から手をつけると「問題が難しすぎて全然解けない…」と挫折してしまうかもしれません。
したがって、まずは赤本で基礎理解を深め、十分な知識が身についてから青本で問題を解いていくとスムーズに対策が進みます。
質問③SPI青本は最新版を購入するべき?
基本的には、最新版の購入をおすすめします。
というのも、SPIの問題は毎年微調整されているからです。例えば、「数字が変更されている」「単語が追加されている」などの微調整が繰り返されています。
問題が変更される理由としては「解答集対策」があげられます。
インターネットで探すとわかりますが、SPIの解答集を販売している業者は多数存在します。つまり、受験者は解答集を購入することで、カンニングしながら不正突破ができてしまうわけです。
企業がSPI試験を実施するのは足切りだけでなく、「自社で働くための適正があるかどうか」を見極める要素もあります。
もしカンニングで不正突破されてしまうと、入社後のミスマッチで早期退職となるかもしれません。すると、企業は多額の採用コストが無駄になってしまいます。
「SPI試験を導入しても意味がない」と噂が広まれば、SPIを作っている企業も困るでしょう。よって毎年問題の微調整がされています。
特に今は、テストセンター型の試験も自宅で受験できるようになったため、SPIのカンニング対策にはより力を入れられるはずです。
微調整なので1〜2年前程度の問題集でも対応はできますが、少しでも高得点を得たいのなら最新版の購入をおすすめします。
SPI青本と赤本についてまとめ
本記事では、SPI青本と赤本の違いや難易度について解説いたしました。
あらためて内容を振り返りましょう。
【SPI青本と赤本の違い・難易度について】
- SPI青本と赤本は「内容」や「難易度」が異なる
- 赤本は問題の解説がメインで初心者向け
- 青本は問題を解くことがメインで中級〜上級者向け
- 青本はWebテストに非対応・非言語に内容が偏っている
- まずは赤本で基礎理解をしてから、青本で問題を解いていくのがおすすめ
SPI対策は、赤本と青本の両方で進めていきましょう。
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