IT業界

富士通の選考フロー・就職難易度・採用大学・学歴フィルターを解説

 富士通の本選考のフローは?
 富士通の就職難易度は高い?
 富士通の採用大学の実績や学歴フィルターの有無は?

本記事では上記のような疑問を抱えているあなたに、

  • 富士通の本選考内容と倍率
  • 富士通の採用大学の実績や学歴フィルターの有無
  • 富士通の選考の対策法

を分かりやすくご説明をいたします。

 

富士通の内定を本気で目指す就活生、特にIT業界やSIer業界への就職を検討している大学生・大学院生の方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

📌 富士通の選考対策を本気で進めたい方へ

富士通の採用倍率は推定40倍以上。

「なぜNECやNTTデータではなく富士通か」など、
競合との差別化を論理的に語れるかが合否を分ける選考です。

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富士通の概要

項目 内容
設立 1935年
本社所在地 東京都港区
従業員数 約124,000名(2023年3月時点)
売上高 3兆7,137億円(2023年3月期)
平均年収 929万円(2025年3月期)
平均年齢 43.1歳

富士通株式会社は、国内ITサービス市場シェアNo.1を誇る日本を代表する総合ICT企業です。1935年の創業以来、常に最先端のテクノロジーで社会課題の解決に取り組んできました。

 

現在は「デジタルサービスによってネットポジティブを実現するテクノロジーカンパニー」というビジョンのもと、DX企業への変革を推進しています。グローバル企業や金融機関、官公庁、社会インフラを支える企業を主な顧客とし、幅広い領域でビジネスを展開しています。

 

富士通は製造・公共・流通・金融・文教・天文宇宙・自治体・ヘルスケアなど多岐にわたる領域でビジネスを展開しており、社会インフラを支える重要な役割を担っています。

 

富士通の選考フロー

富士通の新卒採用は、主に以下の4つのコースが用意されており、自分のキャリアビジョンに合わせて選択できるのが特徴です。

コース名 特徴 対象
JOBマッチングコース 内定時に配属本部・職種を約束 希望職種が明確な学生
研究所コース 富士通研究所への配属 修士・博士課程修了見込み者

 

研究所コースについては「学校推薦」での募集のみであり、富士通より求人票を送付している学士/修士/博士/高専の方が対象となります。自由応募形式での募集はされていない可能性があるため注意が必要です。

 

では、それぞれのコースで選考フローが異なりますので、詳しく見ていきましょう。

 

JOBマッチングコースの選考フロー

JOBマッチングコースは、内定時に配属本部と職種を約束するコースです。選考フローは以下の通りです。

 

step
1
エントリー・書類提出

  • マイページより履歴書・エントリーシート提出
  • 適性検査(WEBテスト)受験
  • コーディングテスト(必要本部のみ)
  • 成績登録

step
2
書類選考

  • 応募締切日ごとに実施
  • 合否に関わらず、応募締切日から1ヶ月以内に連絡

step
3
マッチング面談

  • 希望本部との面接を実施
  • 自己PR資料(A4 1~2枚程度)を準備
  • 3~5分程度で自己PRを実施
  • 面接形式: オンライン(Zoom)が中心
  • 面接官: 現場社員2名程度
  • 所要時間: 30分~1時間程度

step
4
人事最終面接

  • マッチング面接合格者のみ
  • 面接官: 人事部門の管理職・部長クラス
  • 所要時間: 30分~1時間程度
  • 意思確認を含む

step
5
内定

  • 配属本部および職種を約束

 

研究所コースの選考フロー

研究職(富士通研究所)を志望する方向けのコースで、修士課程修了見込みまたは博士号取得予定者が対象です。

 

step
1
エントリー・書類提出

  • 履歴書・エントリーシート提出
  • 適性検査受験
  • 成績登録

 

step
2
書類選考

  • 複数の研究領域にわたって実施されるため時間を要する

step
3
面接(複数回)

  • 希望領域の研究所とのマッチングを実施

step
3
内定

  • 内定時に研究領域を決定

 

富士通の選考内容詳細

本章では、富士通の各選考ステップの具体的な内容について解説します。

 

エントリーシート(ES)の設問内容

富士通のエントリーシートでは、以下のような設問が出題されています。

【JOBマッチングコース・ソリューションエンジニア職の設問例】

  • ソリューションエンジニアを志望している理由をご記入ください。(600文字以内)
  • 富士通の「パーパス」を踏まえて、あなたが富士通で挑戦したいことをご記入ください。(600文字以内)
  • 学生生活の取り組みの中で自信を持ってやり遂げたと言えるエピソードは何ですか。その背景と、あなた自身が取った行動、その結果をできるだけ具体的にご記入ください。(600文字以内)

 

富士通のエントリーシートでは、志望動機に関する質問が非常に重視されています。「なぜ富士通か」「なぜIT業界か」「なぜこの職種か」といった多角的な視点から志望理由を問われるため、それぞれの問いに対して明確な回答を用意しておく必要があります。

 

また、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)では、取り組んだ背景から具体的な行動、そして得られた結果まで一連の流れを論理的に説明することが求められます。自己PRでは強みだけでなく弱みについても問われることがあり、自己認識の深さが評価されます。

 

理系学生の場合は、研究内容や専攻分野について分かりやすく説明できるかどうかも重要な評価ポイントとなります。専門的な内容を専門外の人にも理解できるように伝える力が試されるでしょう。さらに、将来のキャリアビジョンについても質問されることが多く、富士通でどのようなキャリアを築きたいのか具体的に描けているかが問われます。

 

WEBテスト(適性検査)の内容

富士通のWEBテストは玉手箱形式が採用されており、以下の科目で構成されています。

【試験時間と問題数の目安】

科目 問題数 制限時間
言語理解 52問 20分
四則逆算 50問 10分
構造理解 30問 15分
英語 24問 10分
性格検査 - 20分

 

富士通の玉手箱のボーダーラインは6~7割程度と推測されます。高学歴の学生でも玉手箱で落とされるケースが多いため、事前の対策が必須です。

 

富士通の玉手箱は時間制限が非常に厳しいのが最大の特徴です。1問あたりにかけられる時間が短いため、スピードと正確性の両立が求められます。特に四則逆算は1問あたり12秒、構造理解(暗号問題)は1問あたり30秒程度しかありません。

 

高学歴の学生でも対策なしで受験すると時間切れで正答率が下がり、容赦なく落とされるケースが多発しています。そのため、事前に問題形式に慣れておくことが絶対に必要です。玉手箱専用の問題集を繰り返し解き、各問題形式のパターンを完全に把握しておきましょう。

 

面接内容と特徴

富士通の面接は穏やかな雰囲気で行われることが多く、学生の人柄や考え方を深く理解しようとする姿勢が見られます。

 

エントリーシートの内容をベースに深掘り質問がされるため、ESの内容は完璧に説明できるよう準備しておくことが重要です。

 

一次面接の特徴と質問例

項目 一次面接
形式 オンライン(Zoom)
面接官 現場社員1~2名
所要時間 30分~1時間
雰囲気 和やか、穏やか
逆質問時間 5~10分程度

【一次面接の質問例】

  • 学生時代に力を入れたことを教えてください
    • その取り組みを行った学生は1人だけだったのか?
    • 他にエピソードはあるか?
    • 困難があったときにどうやって乗り越えたのか?
  • ソリューションエンジニア(または志望職種)を志望する理由は何ですか?
    • なぜIT業界なのか?
    • なぜシステムエンジニアで営業ではないのか?
    • プログラミング経験はあるか?
  • あなたの強みを富士通でどう活かしますか?
  • 富士通の事業領域で興味のある分野を教えてください
    • なぜその分野に興味があるのか?
    • 具体的にどんな業務をしたいか?

最終面接の特徴と質問例

項目 最終面接
形式 オンライン(Zoom)
面接官 人事部門管理職
所要時間 30分~1時間
雰囲気 和やか、意思確認重視
逆質問時間 10~20分程度

【最終面接の質問例】

  • 就職活動の軸は何ですか?
    • なぜその軸を設定したのか?
    • 他に受けている企業は?
    • 富士通の志望順位は?
  • 富士通に入社したあとはどんな事業に興味がありますか?
    • なぜその事業なのか?
    • 将来的にはどんなキャリアを描いているか?
  • 富士通で成し遂げたいことは何ですか?
    • 富士通のパーパスとどう関連しているか?
    • 具体的にどのように貢献できるか?
  • なぜ富士通なのか?(NEC、NTTデータとの違いは?)
    • 他社との違いをどう理解しているか?
    • 富士通だからこそ実現できることは?
  • 他社の選考状況を教えてください
    • どんな業界を受けているか?
    • 富士通が第何志望か?

富士通の就職難易度

富士通の就職難易度は、職種や学歴によって異なりますが、総じてかなり高いことが予測されます。

【推定採用倍率】

項目 数値
採用人数(2025年度予定) 約800名
プレエントリー数(リクナビ2025) 約32,635名
採用倍率 約40倍以上

※実際にはリクナビ以外のチャネルからの応募者もいるため、実質的な倍率はさらに高くなります。

 

東洋経済オンラインの就職難易度ランキングによると、富士通の就職難易度は58.9とされています。

【競合企業との就職難易度の比較】

企業名 就職難易度(東洋経済) 特徴
NTTデータ 61.4 SI業界最大手、官公庁案件に強み、金融系システムに強い
日立製作所 59.7 総合電機メーカー、社会インフラに強み、幅広い事業展開
NEC 59.2 通信インフラに強み、AI・5G技術、顔認証技術で世界トップクラス
IBM 60.1 外資系、コンサルティングに強み、グローバル展開
富士通 58.9 国内ITサービス市場シェアNo.1、DX推進に注力

(出典: 東洋経済オンライン「入社が難しい有名企業ランキング」)

 

富士通はNECやNTTデータと並ぶSI業界の大手3社の一角であり、事業領域や企業規模での差別化は難しいのが実情です。そのため、選考ではOB訪問で得た生の声を志望動機に組み込み、他社との違いを明確にすることが重要になるでしょう。

 

富士通の採用大学

富士通の過去に採用実績がある大学は以下の通りです。

【採用実績大学(2024年度)】

早稲田大学、慶應義塾大学、大阪大学、明治大学、北海道大学、東京工業大学、東京理科大学、東京大学、神戸大学、東北大学、同志社大学、九州大学、名古屋大学、京都大学、上智大学、中央大学、青山学院大学、立命館大学、法政大学、関西大学、関西学院大学 ほか

 

富士通の2024年度における採用大学ランキングは以下の通りです。

順位 大学名 採用人数
1位 早稲田大学 60名
2位 慶應義塾大学 39名
3位 明治大学 29名
4位 東京理科大学 25名
5位 横浜国立大学・青山学院大学 22名
7位 同志社大学 21名
8位 東京大学・大阪大学 20名
10位 東北大学 19名
11位 関西学院大学 18名
12位 中央大学・立命館大学 17名
14位 法政大学・立教大学 16名
16位 東京工業大学・神戸大学 15名
18位 京都大学 13名
19位 大阪公立大学 12名
20位 北海道大学・九州大学・上智大学 11名

(出典: 大学通信・2024年度)

採用の中心となっているのは、東京大学、京都大学、大阪大学などの旧帝大や、早稲田大学、慶應義塾大学といった最難関私立大学です。2024年度の実績では早稲田大学が60名で最多、慶應義塾大学が39名と、この2校だけで約100名の採用となっています。

 

一方で、MARCH・関関同立からの採用実績も安定しており、明治大学29名、中央大学17名、同志社大学21名、立命館大学17名など、一定数の採用が確認できます。また、東京工業大学15名、東京理科大学25名など、理系に強い大学からの採用も多く、技術職での採用が活発であることがわかります。

 

さらに注目すべきは、横浜国立大学22名、大阪公立大学12名など、各地域の国公立大学からも採用実績があることです。

 

富士通が学歴だけでなく、専門性や個人の能力を総合的に評価していることを示しています。

 

富士通の学歴フィルター

富士通には明確な学歴フィルターは存在しないと考えられます。

【学歴フィルターがないと考えられる理由】

  1. 採用大学の多様性: 旧帝大・早慶だけでなく、MARCH・関関同立、地方国公立大学、理系専門大学など幅広い大学から採用実績がある
  2. 技術職の専門性重視: 技術職(SE)では学歴よりも研究内容やプログラミングスキル、専門性が重視される傾向にあります
  3. 総合評価の選考: 学歴だけでなく、WEBテストの得点、エントリーシートの内容、面接でのパフォーマンスなど、複数の要素を総合的に評価している
  4. 中堅大学からの内定実績: 中堅私立大学や地方国公立大学からも毎年一定数の内定者が出ています

 

採用大学から見る傾向

富士通の採用実績を見ると、以下のような傾向が確認できます。

【採用大学の傾向】

大学群 採用傾向 選考でのポイント
旧帝大・早慶 採用人数が多い 学歴よりも実力・専門性が評価される
MARCH・関関同立 安定した採用実績 エントリーシートとWEBテストが重要
東工大・理科大 技術職で強み 研究内容や技術力がアピールポイント
地方国公立・中堅私立 実績あり 差別化されたエピソードと高いWEBテスト得点が鍵

 

採用人数に差はあるものの、これは各大学からの応募者数の違いによるものと考えられます。重要なのは、どの大学出身でも選考を突破できる可能性があるということです。

 

選考で重視される要素

富士通の選考では、学歴以上に以下の要素が重視されています。

【富士通の選考で特に重要な要素】

  1. WEBテスト(玉手箱)の得点
    • ES通過率20~30%の最大のボトルネック
    • 6~7割以上の得点が必要
    • 高学歴でも対策なしでは落ちる
    • 練習すれば点数が上がるため、最も対策の効果が出やすい
  2. エントリーシートの内容
    • 具体的なエピソードと成果
    • 富士通のパーパスへの共感
    • 論理的な文章構成
    • 他社との差別化
  3. 研究内容・専門性
    • 技術職では特に重要
    • 研究内容を分かりやすく説明できるか
    • 富士通の事業とどう関連するか
    • 保有スキルや資格
  4. 面接でのパフォーマンス
    • ガクチカの深掘りへの対応
    • 志望動機の説得力
    • 企業価値観(挑戦・信頼・共感)との適合性
    • コミュニケーション能力

 

富士通の選考対策の方法

ここでは、富士通の選考を突破するための具体的な対策方法を選考フローごとに解説します。

 

エントリーシート(ES)対策

【ES突破のポイント】

  1. 【結論ファースト】構成を意識する
    • 結論→理由→具体例→結論の流れで書く
    • 最初の1~2文で要点を伝える
    • 冗長な表現を避け、簡潔に書く
  2. 【富士通らしさ】を盛り込む
    • 富士通のパーパス「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」への共感を示す
    • 富士通の企業価値観「挑戦・信頼・共感」に沿ったエピソードを書く
    • 具体的な事業や技術への言及で企業研究の深さをアピールする
  3. 【他社との差別化】を明確にする
    • なぜNECやNTTデータではなく富士通なのかを説明する
    • OB訪問で得た生の声を盛り込む
    • 富士通の強み(国内シェアNo.1、グローバル展開、DX推進)を志望動機と結びつける
  4. 【STAR法】でガクチカを書く
    • Situation(状況): どんな状況だったか
    • Task(課題): どんな課題があったか
    • Action(行動): どんな行動を取ったか
    • Result(結果): どんな結果が得られたか

 

エントリーシート作成では、いくつかの重要な注意点があります。まず、600文字という制限を必ず守り、8~9割は埋めるようにしましょう。文字数が少なすぎると熱意が伝わりません。また、誤字脱字は致命的なミスになるため、提出前に必ず複数回チェックしてください。

 

さらに、自分だけでなく複数人に添削してもらうことで、客観的な視点から改善点を見つけることができます。先輩や友人、大学のキャリアセンターなど、できるだけ多くの人に見てもらいましょう。

 

そして最後に、提出前には必ずコピーを取っておくことが重要です。面接ではエントリーシートの内容をもとに深掘り質問がされるため、自分が何を書いたか正確に把握しておく必要があります。

 

 

WEBテスト(玉手箱)対策

【玉手箱攻略の3ステップ】

ステップ1: 問題形式に慣れる

ステップ2: スピードを上げる

  • 時間を計って繰り返し解く
  • 四則逆算: 1問12秒のペースを目指す
  • 構造理解(暗号): パターンを暗記する
  • 図表の読み取り: グラフの見方のコツをつかむ

ステップ3: 本番想定の模擬試験

  • オンライン模擬試験を受ける
  • Lognavi 」で玉手箱の模試を受け、偏差値を確認する
  • 自宅で本番同様の環境(ネット環境、静かな部屋)で練習する

 

【科目別対策のポイント】

科目 対策のポイント
言語理解 ・GAB形式の長文読解問題に慣れる
・設問文をA・B・Cに振り分ける趣旨判定をマスターする
・時間配分は1問あたり約23秒
四則逆算 ・逆算のパターンを暗記する
・計算スピードを上げる練習をする
・1問あたり12秒のペースで解く
構造理解 ・暗号問題のパターンを覚える
・論理的思考力を鍛える
・CAB対策本で練習する
図表読み取り ・グラフの種類ごとの読み取り方を習得
・概算で素早く計算する
・選択肢から逆算するテクニックを使う
英語 ・GAB形式の英語長文に慣れる
・ビジネス英語の語彙を増やす
・時間内に全問解く練習をする

 

面接対策

【面接突破の5つのポイント】

1. ガクチカと志望動機を完璧にする

富士通の面接では、ガクチカと志望動機がメインで聞かれます。深掘り質問に耐えられるよう、以下を準備しましょう。

  • ガクチカ:
    • なぜその取り組みをしたのか
    • どんな困難があったか
    • どう乗り越えたか
    • 何を学んだか
    • 富士通でどう活かせるか
  • 志望動機:
    • なぜIT業界か
    • なぜSIer業界か
    • なぜ富士通か(NEC、NTTデータとの違い)
    • なぜその職種か
    • 富士通で何を成し遂げたいか

2. 企業価値観「挑戦・信頼・共感」をアピール

富士通が掲げる3つの価値観に沿ったエピソードを準備しましょう。

  • 挑戦: チームで何かに挑戦した経験
  • 信頼: 信頼関係を構築するために努力したこと
  • 共感: 誰かの気持ちに寄り添って行動したこと

3. OB訪問で得た情報を活用する

NEC、NTTデータとの差別化は難しいため、OB訪問で得た現場のリアルな情報を志望動機に組み込むことが重要です。

  • 10名以上のOB訪問を実施する
  • 具体的な業務内容を聞く
  • 富士通の社風や働き方を理解する
  • OB訪問で得た情報を面接で引用する

4. 逆質問を準備する

面接では10~20分程度の逆質問時間があります。以下のような質問を準備しましょう。

 

富士通の面接では、学生の本質的な人柄や価値観が重視されます。表面的な受け答えではなく、なぜそう考えるのか、どのような経験からその価値観が生まれたのかといった、深い部分まで掘り下げて質問されます。

 

特に重要なのは、富士通のパーパス「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」への共感です。面接官は、学生がこのパーパスを理解し、自分のキャリアビジョンと結びつけられているかを見ています。また、企業価値観である「挑戦・信頼・共感」に沿った経験やエピソードを語れるかどうかも評価の重要な基準となります。

 

さらに、NEC、NTTデータといった競合他社との違いを明確に説明できることも求められます。事業内容や企業規模での差別化は難しいため、OB訪問で得た現場の生の声や、具体的なプロジェクト事例への興味など、自分なりの視点で富士通を選んだ理由を語ることが重要です。

 

富士通の選考でよくある質問

本章では、富士通の選考に関してよくある質問にお答えします。

 

富士通のインターンシップに参加すると本選考で有利になりますか?

有利になります。富士通のインターンシップ参加者には以下のような優遇措置があります。

【本選考での優遇内容】

  • 早期選考ルートへの案内
  • インターン参加者限定イベントへの招待
  • 選考の一部免除(ケースバイケース)

 

ただし、インターン選考も本選考と同様に玉手箱があり、高倍率なので対策は必須です。

 

学校推薦を使うべきですか?

希望する職種や配属が明確な場合は推薦を活用するのも一つの選択肢です。

【学校推薦のメリット】

  • 選考の一部が免除される可能性がある
  • 通過率が比較的高い
  • 教授の推薦があるため企業からの信頼度が高い

【学校推薦のデメリット】

  • 内定辞退が基本的にできない
  • 他社との併願が制限される
  • 配属先の選択肢が限られる場合がある

 

JOBマッチングコースでは、学校推薦でも推薦取得決定前に応募可能です。

 

富士通とNEC、NTTデータの違いは何ですか?

以下のような違いがあります。

企業 強み・特徴
富士通 国内ITサービス市場シェアNo.1。グローバル企業や金融機関、官公庁に強み。DX推進に注力
NEC 通信インフラ、AI、5G技術に強み。顔認証技術で世界トップクラス
NTTデータ SI業界最大手。官公庁案件に強み。金融系システムに強い

面接では、これらの違いを理解した上で「なぜ富士通なのか」を説明できることが重要です。

 

文系でもSE職に応募できますか?

可能です。富士通では文系出身のSEも多数活躍しています。

ただし、以下の点に注意が必要です。

【注意点】

  • プログラミング経験がなくても応募可能
  • 入社後の研修で技術を学べる
  • 論理的思考力やコミュニケーション能力が重視される
  • 文系の強み(顧客折衝力、企画力)をアピールする

 

面接では「なぜ文系なのにSEを志望するのか」を明確に説明できるようにしましょう。

 

選考期間はどのくらいですか?

約1~2ヶ月程度です。ただし、研究所コースなど一部のコースは複数の研究領域にわたって選考を行うため、より時間がかかる場合があります。

 

配属はどのように決まりますか?

配属決定はコースによって異なります。

コース 配属決定時期 配属決定方法
JOBマッチング 内定時 希望本部・職種を約束
研究所 内定時 研究領域を決定

自分のキャリアビジョンに合わせてコースを選択することが重要です。

 

まとめ: 富士通の選考フロー・就職難易度・採用大学・学歴フィルター

本記事では、富士通株式会社の選考フロー、就職難易度、採用大学、学歴フィルター、そして選考対策について詳しく解説しました。

【本記事の重要ポイント】

  • 選考フロー:JOBマッチング、職種マッチング、OPEN、研究所の4コースがあり、それぞれ選考フローが異なる
  • 就職難易度:採用倍率は約40倍以上で、総合職14倍、技術職7倍と非常に高い難易度
  • 採用大学::旧帝大・早慶が中心で、MARCH・関関同立も実績あり。一定の学歴フィルターが存在すると推測される
  • 最大の難関:ES・WEBテスト(玉手箱)の通過率が20~30%と低く、ここが最大のボトルネック
  • 選考対策:玉手箱で6~7割以上、OB訪問10名以上、富士通のパーパス・価値観への共感を示すことが重要

 

富士通は国内ITサービス市場シェアNo.1を誇る優良企業であり、就職難易度は高いですが、適切な対策を行えば内定を獲得できます。特にWEBテスト(玉手箱)の対策を徹底し、OB訪問で得た情報を志望動機に組み込むことが選考突破の鍵となります。

 

本記事で紹介した対策法を実践し、富士通の内定を掴み取ってください。

 

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フジイタツヤ

Fランク大学からプライム市場上場企業に逆転内定。新卒就活領域で500記事以上を執筆し、5年以上にわたり情報を発信。X(Twitter)フォロワー2.5万人以上。

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